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特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

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国際協力の現場から

国際協力の現場から2014/08/25

AAN:「水を学ぶ」夏キャンプ in 土呂久


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土呂久山荘にて語り部である佐藤夫妻とミーティング

「水を学ぶ」夏キャンプ in土呂久

昨年冬のアーユスのスタディツアーの実施地・宮崎県土呂久。この夏は、アジア砒素ネットワーク(以下AAN)主催で、土呂久キャンプをおこなうことになりました。理事の大榮薫(おおえかおる)さんと事務局スタッフの私(今村)が担当となり、8月23日(土)~24日(日)に実施する予定です。

土呂久は、私たちAAN結成の原点となる山奥にある村です。以前は慢性砒素中毒患者を多く出し、鉱害訴訟で知られていました。

土呂久の美しい清流

土呂久の美しい清流

夏期キャンプは、自然に触れる機会をたくさん設けているのが特徴です。川遊び、語り部さんと歩きながら学ぶ土呂久の歴史、水のワークショップ、バーベキュー、星空観察、現在ではほとんど見なくなった竹を使ってのそうめん流しなど、ふんだんに野外活動を盛り込んでいます。AANでインターンをしている宮崎大学の学生の意見も参考に、「座学より、五感を通して水を学ぶ1泊2日にしよう!」と決めました。

おいしいスイカと一緒に語り部佐藤夫妻と打ち合わせ

おいしいスイカと一緒に語り部佐藤夫妻と打ち合わせ

7月27日(日)に現地を打ち合わせ兼下見行きました。山間の土呂久、宮崎市とは気温が5度以上違うのではないでしょうか?クーラーいらずの涼しさに驚きました。語り部さん達との打合せの中で、「一人でも多くの若者に土呂久の美しい自然を味わってほしい。そして、水への学びにつなげてほしい。」という思いも聞くことができ、改めてこのキャンプの重要性を感じました。

キャンプを通してAANの活動に興味・関心を持ってくれる人が増えれば、組織基盤の強化につながります。多くの人に参加してもらえるよう、私も開催日ギリギリまで広報活動を頑張ります!

(今村麻由子)