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特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

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国際協力の現場から2011/02/25

シャプラニール:地域の人々の理解と支援を得て


シャプラ活動報告5

地域の人々の理解と支援を得て

 ダッカでのストリートチルドレン支援事業を開始しておよそ10年。事業開始当初は路上の子どもたちを「やっかい者」として見ていた地域の人たちも今では理解を示し、事業運営に協力してくれるようになってきています。例えば食べ物の寄付。2009年1月からの平均で地域に住む個人や市場の商店から毎月約100 kgのお米、約123 kgの野菜などを継続して提供してもらえるようになりました。中には現金で寄付してくれる人もあります。今後は寄付だけでなく、地域の人たちが自ら「地域の問題」として事業運営に関わってもらうことを目指して、継続的な支援者15名を中心にファンド管理委員会の設置に向けた取り組みを行っています。(ダッカ駐在員 菅原伸忠)