国際協力の現場から
国際協力の現場から2016/02/25ツイート
PLAS:ペーパービーズ事業のマーケティング研修!
ウガンダレポート
―ペーパービーズ事業のマーケティング研修が始まりました!―
ウガンダでHIV陽性のシングルマザーが参加しているペーパービーズネックレス事業で、マーケティング研修が始まりました。
この事業はエイズ孤児を養うシングルマザーの収入向上を目的とし、シングルマザーがペーペービーズでできたネックレスを制作することで副収入を得ます。現在のところ、シングルマザーが制作したネックレスの主要な買い手がプラスで、現地での販路開拓が進んでいませんでした。
今後の事業の継続性を考慮し、現地で販売が拡大できるようパートナー団体とシングルマザーがマーケティングについて学んでいます。研修は現地の経験のあるコンサルタントが実施しています。
初回の研修では、仕事に取り組む基本姿勢について学びました。たとえば、業務に対する責任、時間の管理、チームワーク、業務標準化、変化の受容・・・。企業や組織で働いた経験の乏しいシングルマザーにとっては、新しい考え方を学んでいくのが刺激的なようで、「たくさん知りたいことがあって時間が足りなかった」「研修はとても有意義だった」と感想を漏らしていました。
こうしたビジネス知識を習得することで事業に参加しているシングルマザーがチームとなって販路拡大を目指します。次回以降の研修ではよりマーケティングに重きを置いた内容がテーマとなります。
現地コンサルタントによるマーケティング研修の様子 ペーパービーズ事業の現地マーケティングの取り組みについては、今後もアップデートさせていただきます。 (文責:巣内)
シングルマザーのお母さんが制作したペーパービーズ・ネックレスはプラスのWebショップでお買い求めいただけます。