国際協力の現場から
国際協力の現場から2012/02/25ツイート
シャプラニール:ドロップイン・センターの同窓会。
ドロップイン・センターの同窓会が開かれました。
2011年10月28日、オポロジェヨ・バングラデシュが運営するドロップイン・センター(以下、DIC)で2度目の「同窓会」が行われ、7名の卒業生たちが参加しました。彼らも元々はストリート・チルドレン。かつてDICの支援を受けていた子どもたちです。今回の同窓会では彼らが常々抱いていた「DICの現役生たちを支援してあげたい」という想いが形になりました。具体的には卒業生の発案により1)卒業生の会」の結成、2)同会を2〜3ヶ月に一度開催すること、3)最低10タカからの寄付を基本とする「子どもファンド」の創設、の3点が決められました。
同時に卒業生の中で最年長のアル・アミン君が「卒業生の会」の委員長に就任することが決定し、その他の運営委員は4月に行われる「卒業生の会」の中で選出される予定です。10年という時の流れを経て産まれたストリート・チルドレンの世代間の絆。その絆が具体的な形となりつつあります。(菅原伸忠)