国際協力の現場から
国際協力の現場から2011/11/01ツイート
APLA:「持続可能な農業について」のワークショップ開催。
9月、乾季真っ只中の東ティモール。雨季と乾季があるからこそ、おいしいコーヒーが収穫できますが、自給作物づくりにとって「水がない」というのは非常に大きな問題です。そのため、乾いた土地でも上手く作物をつくっていける方法を学びたいというメンバーの要望からワークショップ開催につながりました。
土を掘り、その中にコーヒー畑で集めた落ち葉、あちこちに転がっている牛糞、そして土を重ねることで、保水力の高い畝になる。だから、農業用水の確保が難しくても、作物が育ちやすいし、分解が進めば土そのものが豊かになる。東ティモール各地で農民と一緒に実践を重ねてきた講師から、シンプルだけれどの確実な方法を習うことができました。(野川未央)