国際協力の現場から
国際協力の現場から2009/10/25ツイート
ACE:インドスタディツアーを実施しました
毎年夏の恒例となっているインドのスタディツアー「インドで子どもに会って考える旅」を8月29日〜9月5日に行いました。テロや新型インフルエンザの影響などで集客が難しいと思われましたが、参加者17名とスタッフ三名の総勢20名の大所帯となりました。
ツアーの目玉のひとつは、児童労働から救出された子どもたちがリハビリを受ける施設に寝泊まりして子どもたちと交流することです。一日の生活は、朝六時からのお祈り、体操、ヨガから始まります。日常的な喧騒から離れて心を落ち着けることによって、ツアー参加者にとっても癒しのひとときとなったことでしょう。今年は施設で大運動会が開かれ、参加者と子どもたちがチームに分かれて競い合いました。無邪気にはしゃぐ子どもたちですが、ひとりひとりは辛い児童労働の経験を背負う子どもたちです。笑いあり涙ありのツアーの中で、子どもたちが明るく希望を持って暮らせる世界にするために私たちには何ができるのか、みんなで真剣に考えた一週間となりました。(白木朋子)