国際協力の現場から
国際協力の現場から2009/08/25ツイート
ACE:ガーナへ活動視察に行ってきました
2月に始めた「スマイル・ガーナ」プロジェクトの中間モニタリングのため、7月1日〜16日までガーナに行ってきました。
約80のすべての世帯がカカオ農家というアシャンティ州クワベナ・アクワ村で、子どもたちを危険労働から保護し、教育を徹底する活動を行っています。9人の住民による児童労働モニタリング委員会を作って見回りをしたり、住民集会で学校の環境改善について話し合ったり、親子ワークショップを開いて危険な労働とは何か、子どもの権利とは何かについて伝えたりしています。これらの活動の結果、37人の子どもたちが新たに小学校に通うようになりました。この中には十四歳で妊娠・出産をした十六歳の少女も含まれていました。北部からの人身売買のケースも見つかり、継続的な啓発と子どもの保護の必要性を強く実感しました。(白木朋子)