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特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

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国際協力の現場から

国際協力の現場から2013/10/21

AAN:秋の行事、出展の工夫


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ろ過した水に興味津々!

秋の行事、出展の工夫

 毎年、東京・日比谷公園で行われるグローバルフェスタにAANとして初めて参加したのは10年以上前です。今年の8月、首都圏のメンバーでビアガーデンに集まり、秋の行事の展示について作戦会議をしました。

「AANのような小さな組織には東京で2日間ブースをだすのはそれなりに大変。かといって、展示物がマンネリになるのもつまらない。」

aan201310_2 飲み放題のビールのせいか、どんどん話が大きくなり、「『水の循環』を示す模型を作り、雲まで作って、雨を降らせ、地下への水の浸透を体感してもらおう!」というところまで話が膨らみました(ボランティアさんの技をもってすればそんなことも可能らしい)。が、それは制作も、搬入も、置き場所も大変ということで、やめることに。。。模型は立ち消えになったと思っていましたが、直前になって、AANが普及している砂をつかった緩速ろ過装置のミニチュア版をボランティアの鈴村さんと、末永さんがそれぞれ作ってくれていたことがわかり、当日展示することになりました。汚い水がきれいになってでてくる装置に、子どもも、大人も興味を示してくれました。

 それからもう一つ。今まではかさばるフレームに入れていたポスターを、A3コピーして、手作りでラミネートすることにしました。これで搬入・搬出に苦労することなく、安く、新しい情報を手軽に、発信することができるようになりました。こちらもボランティアの鈴村さんのおかげです。

 AANは首都圏にはスタッフは私一人しかいませんが、器用で、熱心で、力持ちなボランティアさんが数名いてくれるおかげで、フェスタでの情報発信を続けることができます。そして、私以上にボランティアさんのほうが、砒素談義に花を咲かせ、本やハンディクラフトの販売が上手なことに数年前に気づき、助けられていることに感謝する日々です。

 次の首都圏のフェスタでの出展は、アーユスの会員さんでもある蓮馨寺さんの境内で行われる川越国際交流フェスタ(11月10日(日)埼玉県川越市)です。小江戸川越の観光も兼ねて、ぜひいらしてください。(AAN東京連絡所 石山民子)