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シェアスタッフと感染者リーダーの人材育成

　活動経験の有無に関わらず、私達の基礎知識は理解が違っていたり忘れたりする。この問題を含んで日常の活動を繰り返している現状では、活動を担う人の基礎知識と技術を再確認する必要がある。HIV/AIDSの活動マニュアル作成は「学びの場」であり、自己の知識の評価、問題の認識、他者への伝達によって、自分も育つ。感染者リーダー達は、学んだことをどう教えるか1日中練習をしてもまだ難しいことを少し実感？　タイ人の楽天性でもっと自信がついたのか？　スタッフ達は期日までに作成する為に資料を調べながら、コンピューターと向き合い頭痛や吐き気を訴える人もいたが、数日後には半分も完了した。この驚くべきスピードが気になるが、これからの内容確認作業には時間がかかりそうだ。

（専門家：工藤芙美子）