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特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

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国際協力の現場から

国際協力の現場から2010/04/01

メコン・ウォッチ:ラオス南部での調査


メコン・ウォッチ活動報告
 メコン・ウォッチでは南部ラオスで、水産資源の持続的利用を提案するための調査を行いました。調査地はラオス南部、チャンパサック県コーン郡、四千の島という意味のシーパンドンと呼ばれる地域です。メコン河はラオス・カンボジア国境近くで大きく広がり、川の中にたくさんの島があります。村は島々に散らばっており、人々の主な交通手段は船です。また、普段の生活で肉はほとんど食べず、川や水田の魚をとって料理します。今年の乾季の調査では、人々が何を食べているかを聞き取り、また、現地でパーソイと呼ばれる小魚の生態についてデータを収集しました。調査結果はラオス国立大学と共有し、現地に還元していきます。(木口由香)