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スタッフ雑記帳

スタッフ雑記帳2009/11/17

PHD協会の研修生が今年も勝楽寺に!!


この時期の恒例行事と言ったら・・・そうそう、理事会!!だけじゃない

+大事な交流イベント!神戸(財)PHD協会のアジアからの研修生が勝楽寺で交流会を行うというイベントがあります。

アーユスとPHD協会の関係は長く、1997年度の人材支援団体が始まり、以来ずっと研修生は東日本研修旅行の際、勝楽寺を訪れ町田市の方々と交流を行っています。

今年の研修生は、ネパールからのビショさん(21歳・男性)、インドネシアからのロザさん(20歳・女性)、ミャンマーからのザーナウン(22歳・男性)の3名です。

2009.5.25研修生チラシ用 (2)

ビショさん・ロザさん・ザーナウンさん

毎年アジアからの研修生が3〜4名来日し、1年間農業や保健、裁縫、住民組織化などの分野で研修をびっちり行っています。研修生を決定する面接時には、それぞれの村の問題点をしっかりと話せるかどうかも決め手の一つになるようで、今回の研修生も農薬を使わない農業を学びたい!とかお母さんたちが保健衛生のことをよく知らないから保健衛生のことを学びたい!と村を代表して訪れる彼らの意欲はとっても高く、こちらも沢山のパワーをもらいました!そして、若干20歳にして、村を代表して日本に来ている彼らはとてもたくましく立派なアンバサダーでもありました。

そして、今年度の研修生も日本語がとても上手で、交流会では研修生の周りに群がって質問攻めに!

ビショさんが日本に来て驚いたことの一つに「農業関係者に若い人が少ない!」ということでした。私たちの生きる糧となっている農業。しかも、彼らは日本に農業を学びにやってきています。私たちが教えることはいろいろあるかもしれないが、彼らから教わることも沢山あるな、考えさせられるなと思った時間でした。

彼らは、住民組織化のために日本のさまざまな労働組合を回ったり、日本の社会問題を知るために日雇い労働の街を訪れたり、産業廃棄物の場所を訪れたり、水俣研修を行うそうです。日本人よりも日本のことを知ることになるのかなと若干の焦りを覚えてしまいました。

PHD協会では、海外の研修生だけでなく、国内研修生も募集しております。詳細は、以下のHPをご覧ください。

参考:PHD協会(http://www.kisweb.ne.jp/phd/