スタッフ雑記帳
スタッフ雑記帳2009/10/29ツイート
「南北コリアと日本のともだち展」
10月23日〜25日、東京・青山のこどもの城においてアーユスも協力している「第9回 南北コリアと日本のともだち展」が開催されました。
今回のテーマは「私の行ってみたいところ」。
日本・韓国・北朝鮮から集められた計332点の絵が会場を色とりどりに埋め尽くしました。特に、北朝鮮の子どもたちが描いた絵は今年の夏に私が訪朝した際に出来あがった作品なので、久しぶりに出会う子どもたちの絵にワクワク♪
この南北コリアと日本のともだち展は今年で9回目を迎え、来訪者の中には、これまでの参加者たちも展示を見に来てくれました。どの絵が一番気に入ったかのメッセージを書いたり、自分の絵の前で写真を撮ったりと、みんなとても嬉しそう。
10月24日には、「平和の木ができるまで」のトークと「韓国の絵本作家 柳在守氏(リュウ・ジェス)× 田島征三氏」の絵の持つ力についてお二人の対談が行われました。昔から仲が良いお二人だけあって、トークも弾み、とても有意義な時間が流れていました。その中で、リュウさんが、子どもたちは私たちの未来。日本・韓国・北朝鮮の3カ国で共同で作られた平和の木は、過程がとても大切なんです!とおっしゃっていました。
その時、私は北朝鮮でこの「平和の木」の説明が行われていた際、子どもたちの目は真剣かつ、いつかは出会う友だちを夢見ているような表情を思い出しました。どのように絵が展示されているか日本の様子を発表している時も子どもたちの目はすごく嬉しそう。これまでの絵画展が開催されるまでの道のりで、私たちは子どもたちの表情を忘れてはいけないと思います。
今年は何か日韓朝の関係に動きがありそうな気配がします。来年の絵画展が行われる頃には、3カ国はどうなっているのでしょうか。