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ayusより 2016/09/07

10/29 千日前フィールドスタディ〜護摩の炎が照らす、刑場跡の未来〜


大阪の道頓堀といえば、日本でも有数の歓楽街。しかし、明治になるまでは、刑場や火葬場が置かれ、墓地が広がる場所でした。また、約400年前の道頓堀開削は非常な難工事だっため多くの犠牲が出ていますし、第二次世界大戦中には空襲で多くの方が亡くなられました。

以前は多くのお寺があり、竹林寺と法善寺という二つのお寺が千日廻向をしていたために「千日前」と呼ばれるようになったこの場所ですが、開発が進むにつれ、多くのお寺は移転していきました。

そんな中、鎮魂のために毎日護摩を焚いている僧侶がいます。トリイホールという劇場の経営者でありながら、出家して僧侶になった鳥居弘昌さん。千日前のど真ん中にあるビルの1階がお寺になっています。

鳥居さんは、この土地に深い縁を持つ方で、上方芸能の振興や街の発展のために精力的に活動されてきました。また、街で暮らす外国人の支援なども行われています。

今回のフィールドスタディでは、そんな鳥居さんに街の歴史を伺い、一緒に街歩きをした後、弘昌寺で護摩を焚きます。護摩の炎が照らす、刑場跡の未来とはどのようなものか、参加者の皆さんと一緒に見つめられればと思っています。

■日時 2016年10月29日(土)16:00〜18:00
■会場 大阪・千日前周辺、および弘昌寺(大阪市中央区千日前1-7-23)
■案内/講師 鳥居弘昌師(弘昌寺住職)
■プログラム
 15:50 弘昌寺集合(難波・日本橋駅なんばウォークB20出口より徒歩2分)
   16:00   街の歴史についての講話(鳥居弘昌師)
 16:30 街歩き
 17:00   護摩 
 18:00 終了
 ※終了後に近くの飲食店で懇親会を行います。
 ※本イベントは、アーユスの関西地区の会員の定例会/勉強会を兼ねています。
■参加費 1,000円(懇親会は別途実費)
■定員 20名(先着順)※定員に達しました。

講師プロフィール(弘昌寺ホームページより)
 鳥居弘昌(とりいこうしょう)
 千日山弘昌寺住職(真言宗山階派)
 株式会社鳥居ビル代表取締役社長・TORII HALL代表
 1959年 大阪市南区阪町生まれ
 1982年 甲南大学卒業
 1987年 株式会社大丸退社
 1989年 会社設立
 1991年 ㈱鳥居ビル社屋完成 TORII HALLこけら落し
 1994年 京都山科勧修寺にて得度
 2002年 千日前一丁目振興会会長
 2005年 法善寺前本通り商店街設立
 2011年 勧修寺にて懽頂、千日前一丁目にて護摩法要を始める
 2012年 千日山弘昌寺開山

鳥居師の人となりや活動については、ぜひ「フリースタイルな僧侶たち Vol.20」の特集記事(こちらをクリック)をご覧下さい。

■主催 特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク
問合せ・申込先 
※定員に達しました。
〒135-0024 東京都江東区清澄3-4-22 TEL 03-3820-5831 FAX 03-3820-5832 
 mailはこちら  担当 三村