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お寺の子ども会でワークショップ　@萬福院（名古屋市）

　アーユス東海では、若い世代の活動が活発化してきています。寺院会員さんと事務局が一緒に企画を考えたりすることも増えてきました。

　8月8日には、名古屋市にある萬福院さんと協力し、お寺の子ども会のプログラムのひとつとして「チョコバナナ・ワークショップ」を行いました。チョコレートと私たちの間に展開している「縁」を考えるための試みです。小学校1年生から6年生まで、30人以上の子どもたちが集まって大盛況でした。

　ワークショップは、子どもたちが大好きなクイズをはさみながら進められました。カカオの木のこと、カカオを栽培している人のこと、カカオがチョコレートになるまでの長いプロセス、児童労働や貧困･･･そんなことを、時にはにぎやかに、時には真剣に学んでくれました。

　お楽しみのチョコバナナづくりでは、３種類のチョコレートを用意し、食べくらべを行いました。子どもたちにとっては、フェアトレードのチョコよりも、100円のミルクチョコのほうが美味しかったようです。

　なお、10月13日には、名古屋に西光院さんと櫻誓願寺さんで、「お寺でつくるホンモノのチョコレート」というワークショップを実施します。本格的なチョコレートをつくりながら、世界的な規模での生産者と消費者の関係を考えるよい機会になると思います。

（三村紀美子）