スタッフ雑記帳
スタッフ雑記帳2010/11/15ツイート
パレスチナ収穫祭
10月30日、明治学院大学にてパレスチナ収穫祭が開催されました!この日の天気は、なんと台風関東上陸!!スタッフ一同、とても不安な朝を過ごしました。しかし、スタッフの予想を超えた盛況ぶりにスタッフ一同大変嬉しく思っています。ご来場いただいた皆様、改ありがとうございました。
私自身もこの日をとても楽しみにしていました!というのも、プログラムが目白押しなんです♪
1. パレスチナで活動しているNGOの報告
2. The Iron Wall(上映会)とジャーナリスト土井敏邦さんによる解説
3.パレスチナの生産品を日本で販売している団体の日本初のトークセッション
4.参加者の方とパレスチナ料理を食べながら交流
どうですか!!
パレスチナの現状・・・
ガザ紛争から2年立ちましたが、未だに復興はすすんでいません。少しずつ、物資が市場に出回っていますが(トンネルを通じてなど)、建設資材が入ってくることが許されていないのです。ガラスは壊れた状態、また大きな建物もがれきくずのままの状態です。
現地の保健師さんは、「少なくともガザの私たちを人間として見てほしい。心理的状況に毎日苦しめられている。どうすれば私たちの人権というものに世界の人々の目がいくのか。日本はもっと国外に目を向けるべきです。もっと国際的な場で日本のプレゼンスを発揮してほしい。」とおっしゃっていました。
しかし、未だにパレスチナ人が元々住んでいる土地に壁がどんどん建設されています。以前まで通れた場所でも、壁の建設で通れなくなってしまうケースが街のあちこちにあります。
パレスチナの商品を日本で販売している団体のトークセッションでは、これまでの苦労のお話や、またまた円高の話まで、ざっくばらんな話になりました。
その後は、パレスチナ収穫祭。深刻な現状が分かった後のパレスチナ製品の販売は、いつもより売れ行きが違いますね。
パレスチナ料理はとても美味しく、日本人の口に合います!東京都では、神田駅近くのアルミナで食事を楽しむことができます。
これからも、アーユスはパレスチナの問題に対して、向き合い、声をあげていきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
より詳しい情報は日本国際ボランティアセンター、パレスチナ子どものキャンペーンのHPをご覧ください。