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特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

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ayusより 2024/06/14

水俣病を伝える「豊饒の浜辺から」第6集が刊行されました


アーユスが『街の灯』支援事業で2023年度まで応援してきた、水俣病センター相思社が、水俣病訴訟の原告家族からの聞き書き集『豊穣の浜辺から』の第六集を出版しました。

今回の語り手は全員女性。このような冊子が発刊されなければ知ることがなかったであろう、一人ひとりの深く厚いライフストーリー、水俣病患者をはじめとする語り手をとりまく人びとのことが、この小さな一冊にぎっしりと込められています。

序文には「『言語化』への道は長く、またその瞬間は、その人が『話したい』と思った時に生まれるため、恒常的に開かれた窓口の中で、その瞬間を捉え、形にする必要があります」とあります。

この長い道のりを歩み続けてきた相思社の取り組みに改めて感謝するとともに、アーユスがこの活動に協力できたことを嬉しく思います。

「豊饒の浜辺から 第6集」
発行者 一般財団法人水俣病センター相思社
発行日 2024年6月14日
A5版、100ページ
ISBN 978-4-991324-72-7

編者の相思社・永野三智さんのことばは、相思社のホームページで読むことができます。

購入や詳細は▼こちら▼から。

豊饒の浜辺から 第6集