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NGOより 2015/11/16ツイート
1/16 フィールドワークツアー「戦後70年」をきっかけにたどる女性たちの生きた軌跡ー在日朝鮮人女性、日系移民女性、労働する女性
「戦後70年」をきっかけに、戦後の歴史を生き抜いた女性たちの軌跡をたど
るフィールドワークを企画しました。国家や社会によって規定され、期待されて
きた「女性像」がある一方で、現実の女性たちは、そうした「女性像」とのあい
だに摩擦や葛藤を抱えながらも懸命に生きてきました。全3回のフィールドワー
クでは、専門家とともに資料館をたずね、実際に見て触れて、「戦後」の女性た
ちの歴史の1コマを感じます。
さあ、私たちの社会を築き上げた女性たちに会いにいきましょう!
http://ajwrc.org/jp/modules/bulletin2/index.php?page=article&storyid=269
【第3回】富岡製糸場を起点とする女性労働史ひもとくーー高度成長期に働き続
けた女性たち
「殖産興業」のシンボルとされる富岡製糸場は、若き女性が故郷から遠く離れ
て寄宿舎住まいとなって、国の近代化、産業化、軍国化を支える労働者として出
現したという意味で、労働史の画期をなすといえるでしょう。この富岡製糸場の
見学によって女性労働者の足跡を追った後、女性労働史研究を手がける木本喜美
子さんから、戦前的な要素と戦後的なそれとが絡み合う時代を経ての、女性労働
の現実の姿についてお話ししていただきます。具体的には高度成長期に絹織物業
で継続的に就業してきた既婚女性像をとらえることから、女性労働と家族との関
係、そして女性自身にとっての働くことの意味について考えます。
【講師】 木本喜美子さん(一橋大学大学院社会学研究科特任教授)
専門は家族と労働の社会学。企業社会のなかの男性と女性、そして若者につい
て調査研究している。女性労働史にかかわる論考としては、「女性労働の高度成
長期―問題提起と調査事例の位置づけ」(木本&中澤高 志)、「織物女工の就
業と家族経験」(『大原社会問題研究所雑誌』650号、2012年12月)。監訳書と
してミリアム・グラックスマン『「労働」の社会分析』法政大学出版局 (2014
年2月)がある。
●日時:2016年1月16日(土)14:00~17:00
●集合:13:30 富岡製糸場正門前(※現地集合となります)
●富岡製糸場へのアクセス
【電車】
・東京駅~高崎駅(上越・長野新幹線) 50分~1時間
・新宿駅~高崎駅(湘南新宿ライン) 約2時間
・高崎駅で上信電鉄に乗換え(約40分)、上州富岡駅下車、徒歩15分
※その他、高速バス、車などをご利用の方は各自お調べください。
●参加費:アジア女性資料センター会員2500円、一般 3500円 (※参加費に交
通費は含まれません。学生の方は上記の参加費からそれぞれ700円を割引いたし
ますので、当日は学生証をお持ちください。)
●夕食会参加費:2500円(※終了後に夕食会を予定しています。参加
を希望の方はお申し込み時にお伝えください。)
●お申し込み方法:①お名前②緊急のご連絡先③夕食会への参加の可否を下記の
お申し込み先までご連絡ください。
●申し込み〆切:2016年1月14日(木)17時まで
【お申し込み・問い合わせ】
特定非営利活動法人アジア女性資料センター事務局
E-mail:ajwrc@ajwrc.org
TEL:03-3780-5245
FAX:03-3463-9752
HP:http://ajwrc.org