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特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

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スタッフ雑記帳

スタッフ雑記帳2019/02/21

アーユス・デイを開催しました!


 通算で4回目となる「āyus day」が1月31日に東京・五反田の本立寺で開催されました。例年通り、「NGOブレークスルー支援事業」の公開選考会、第6回アーユス賞の授賞式、新年会/祝賀会、の3つのイベントが行われ、日頃からアーユスがお世話になっている会員や支援者、国際協力NGOの関係者など、アーユスとつながりが深い100名を超える方々にご参加いただきました。

 オープニングは、映画の大ヒットで話題のクィーンが1985年7月に「アフリカ難民救済」を目的に行われた20世紀最大のチャリティコンサート「ライブエイド」で「ボヘミアン・ラプソディ」を演奏する動画が流れる中、ボーカルのフレディ・マーキュリーの生い立ちや苦悩、伝えたかったメッセージなどを朗読。フレディに扮したアーユスの松本副理事長によるステージ・パフォーマンスに拍手喝采が起こりました。華々しいオープニングの後、当日は「公開選考会」で、NGO3団体から自らの団体のブレークスルーに繋がりそうな取り組みのプレゼンテーションが行われて次年度の支援対象団体が決定したほか、授賞式ではアーユス賞を受賞した方々の心温まるスピーチを固唾をのんで聞き入るシーンがあり、新年会/祝賀会では、アーユスと関係の深い方々のひと言スピーチで盛り上がる場面もありました。

 この場をお借りしまして、当日ご参加いただきました皆さま、また当日は参加できなかったものの、常日頃からアーユスの活動にご協力を頂いている皆さまに厚く御礼申し上げます。

  

 まず、先陣を切って行われた「NGOブレークスルー支援事業」の公開選考会は、二次選考に進んだ「アフリカ日本協議会」、「パレスチナ子どものキャンペーン」、「メコン・ウォッチ」の3団体にご参加いただきました。「NGOブレークスルー支援事業」は、アーユスが過去に組織強化支援を行った国際協力NGOを対象に、NGOが組織面及び事業面で困難な状況を打開(ブレークスルー)するきっかけにしてもらうこと、組織としての持続的な成長や活動の質の向上が図られるなど、より良い形でステップアップできるように後押しする事業で、2016年度から始まった支援スキームです。

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 アフリカ日本協議会は「アフリカの人とともにアフリカのイメージを変えるプラットフォーム創設へのチャレンジ」。パレスチナ子どもキャンペーンは「刺繍マイスターになって起業!も夢じゃない?!~パレスチナ難民女性たちにブレークスルーを!」、メコン・ウォッチは「国際協力4.0~次世代のためのNGO人材育成プログラム」」のタイトルで、それぞれの活動提案に関するプレゼンテーションが行われた後に質疑応答が行われ、3団体の活動提案について、さらに詳しい説明を求める質問や疑問点・留意点等の指摘が出されるなど、活発な議論が行われました。最後は投票権を持つアーユス会員と専門委員により、①ブレークスルーの可能性、②持続性・発展性、③独創性・先進性、④有効性の4つの選考基準を参考に投票が行われ、その結果、2019年度の支援対象として、メコン・ウォッチの活動提案が選ばれました。環境保全や社会で周縁化された人びとへの共感が高く、SNSを駆使して他国の若者たちとつながることにも長けているアジアの若者を対象に、ITへの関心や能力を社会に役立てるように自己を磨き、政府・国際機関やアジア・世界のNGOと情報・意見交換を行う高い能力を有する次世代の人材を育成していこうとする、日本・タイ・インドネシアの関係者が協力して行う野心的な人材育成プログラムの構想に大きな可能性を感じた人が多かったように感じました。また、2016年度と2017年度にブレークスルー支援を行ったコリアNGOセンターの郭辰雄さんから、反ヘイトスピーチ・多民族共生のためのプラットフォームづくりの現状ご報告をいただきました。

 続いて行われた「第6回アーユス賞授賞式」では、日本の国際協力NGO活動で多大な功績のあった方に授与する「NGO大賞(功労賞)」、将来の活躍が期待される有望な人材に贈られる「NGO新人賞(奨励賞)」、アーユスの活動への協力に感謝の気持ちを込めて贈る「特別功労賞」の三賞の授与が行われました。

   

   

      

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 はじめに、アーユス特別功労賞を受賞された遠山章信さん(浄土真宗本願寺派正福寺住職)に賞状及び記念トロフィーが授与され、NGO新人賞(奨励賞)を受賞された、田柳優子さん(ACE)、寺田俊さん(APLA)、深草亜悠美さん(FoE Japan)の3名には、賞状ならびに賞金20万円の目録が贈られました。最後に、NGO大賞(功労賞)に輝いた、甲斐田万智子さん(国際子ども権利センター代表理事)と、谷山博史さん(日本国際ボランティアセンター前代表理事/国際協力NGOセンター理事長)には賞状と記念トロフィー及び賞金100万円の目録が手渡され、アーユス賞受賞者に会場全体から盛大な拍手が送られました。各受賞者の皆さまからは素晴らしい受賞スピーチをいただきましたが、受賞者の皆さんのプロフィール、授賞理由、受賞メッセージは下記ページからご覧いただけます。

http://ngo-ayus.jp/activity/award/

 新年会/祝賀会では、冒頭、2019年度からNGO組織強化支援の対象団体になる「ピースデポ」から団体/活動紹介を行っていただきました。20年以上にわたり、市民の立場から核兵器廃絶と軍事力に頼らない安全保障をめざす調査や政策提言に取り組んできた同団体の活動からは学ぶべきことがたくさんあることを改めて感じるとともに、こうした取り組みをNGO間で共有して大きな運動をつくっていくことが大切であることを実感しました。

   

 昨年度のNGO大賞を受賞された大橋正明さんより乾杯のご発声をいただいた後、無農薬野菜をベースにした料理を得意とする原かおりさんによるお食事を堪能しながら様々な方々との交流を楽しむ光景が会場全体で見られました。

 アーユス・デイは、アーユスの活動を多くの方々に知っていただくばかりでなく、多くの方々にとって新たな繋がりが生まれ、ネットワークが拡がる機会になることを願っています。アーユスにとっても、この活動が多くの方々に支えられ、繋がっていることを改めて実感する機会にもなっています。

 これからも、アーユスを支えてくださる会員や関係者、NGOの皆さんと一緒に、より良い社会の実現に向けたネットワークを拡げていきたいと考えています。

 引き続きアーユスをよろしくお願いいたします。また来年もアーユス・デイでお会いしましょう!