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特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

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スタッフ雑記帳

スタッフ雑記帳2013/07/02

6/30 ともだち展・トウキョウワークショップ


 アーユスも実行委員会に参加している「南北コリアと日本のともだち展」のワークショップが東京・四谷ひろばのCCAA図工室で開催されました。この「ともだち展」は、韓国や朝鮮、日本に住む子どもたちが<絵を通して友だちになる>絵画展で、2001年から行われています。今年は、絵本作家の浜田桂子さんと一緒に浜田さんの絵本『へいわってどんなこと?』を読んで、平和について考えながら「みんなでパレード!」という作品をつくっていきます。

 小中学生30名余りが参加。まずは、絵本『へいわってどんなこと?』を読んだ感想や一番お気に入りのページを選んでその理由を書いてみました。みんな戦争は嫌で平和であってほしいと願う気持ちがどの意見にも込められていましたが、特に平和に暮らしていた人たちが、次のページで戦争が起こり、一瞬にして人がいなくなって、彼ら彼女らの持ち物だけが残されたというシーンなどが印象に残ったようです。また華やかなパレードの様子よりも、みんなでパレードの準備をしている光景の方が好きという子もいて、面白いなと感じました。

 そしていよいよパレードの絵を描いていきます。韓国や朝鮮の子どもたちも楽しく参加したくなるような台車をグループごとに意見やアイデアを出し合いながらかんがえました。空飛ぶゾウのホテルだったり、摩訶不思議なロボットだったり、いろんな動物が乗り込んだバスケットだったりと多種多彩。そして、パレードに参加する自分の似顔絵、もしくはこういう人になりたいという願望を描いた人物像を1人1人が描いて完成させました。

 できあがった作品はどれもカラフルで個性的。きっと韓国や朝鮮の子どもたちも気に入ってくれることでしょう。これに今度は韓国・朝鮮の子どもたちの作品が加わります。いったいどんなパレードになるのでしょうか。今からワクワクしますね!