文字サイズ

特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

会員になるには

NGO組織強化支援

NGO組織強化支援団体一覧1993年度〜2000年度

2000年度テーマ:平和

「国際平和を創る」活動に積極的に関わるNGOを、対象とする。 二十世紀は「戦争の時代」と言われたが、間もなく訪れる二十一世紀に戦争がなくなる、あるいは平和が広がる可能性は見えていない。それどころか日本では、新ガイドラインによる戦争への関わりの可能性が高まったり、盗聴法に見られるような基本的人権の侵害が制度化されようとしている。さらに、戦争を放棄し再軍備を禁止した憲法を改悪しようとする動きも出ている。
今期アーユスが支援したいNGOは、日本に本部を置く市民団体で、日本が直接的暴力や人権侵害、憲法改悪に向う事に危機感を持ちつつ、世界平和構築のために主に第三世界の貧困の問題に取り組むNGOである。なお直接的暴力のみならず、構造的暴力に立ち向かう活動も含まれる。

アフリカ平和再建委員会

 アフリカの平和構築を通じたグローバルピースの実現を目指して、アフリカでの平和構築支援、国際社会を動かしていくための提言、日本国内でアフリカの紛争問題についての関心を喚起することなどを行っています。


1999年度テーマ:女性
かながわ女のスペースみずら

 みずらは、すべての女性からあらゆる相談を受け、サポートし、相互扶助の精神で、女性の自決権を保障し、女性の社会的地位の向上に寄与することを目的としています。緊急一時保護活動のためにシェルターを常設し、行政や関係機関との対等な協力関係も図っています。

女性の家HELP

 様々な人権侵害や暴力に直面している女性たちに、国籍、在留資格の有無を問わず、電話相談による援助と緊急避難センターとして安全な宿泊の場を提供しています。HELPは「助ける」の意味もありますが、もともとは「House In  Emergency Of Love and Peace」(愛と平和の緊急避難所)の頭文字をとったもの。過酷な状況を逃れてきた人たちに愛と平安をもたらすケアを目指しています。


1998年度テーマ:子ども
幼い難民を考える会

 難民を出さない平和な社会をめざし、カンボジアで、幼児期の子どもたちが安心して暮らせる環境づくりと、女性の自立を支援しています。

国際子ども権利センター

 地球に生きる子どもたちの権利を実現するために「子どもの権利条約」「南のこども支援」「開発教育」の3つの柱を中心に市民参加による活動を行う NGO(民間の国際協力団体)です。
南の国々と私たちのくらしは、密接に結びついています。私たちは、南の子どもたちから直接声を聞き、かかわりあっていくプロセスの中で日本の子どもとおとなが抱えている課題にも気づいていくことを大切にしていますそして南のNGOと手をとりあい、子どもの権利を守るために力を発揮しあうことを目指しています。

ラオスの子ども

 子どもが自らの力を伸ばす権利、人生を主体的に選択する権利を全うできるよう、教育の普及に協力し、公正で平和な地球社会づくりに貢献することを目的とし、今日、子どもが教育を受ける機会を十分得ていない地域のひとつであるラオスにおいて、ラオスでの絵本・児童書の出版・学校への図書の配付・学校図書室の設立運営支援・教員の研修を通した読書習慣の普及、本や紙芝居の活用による学校教育の充実・作家や画家、編集者など本の作り手の育成、そして、子どもが集い遊び学べる場である「子ども文化センター」の運営支援など、子ども自らが学ぶ力を伸ばす環境を生み出す活動に取り組んでいます。


1997年度テーマ:保健
シェア=国際保健協力市民の会

 シェアは、健康で平和な世界を全ての人とのわかちあう(シェア)ために、草の根の立場から行動を起こした医師・看護師・学生等が中心になり、1983年に結成された国際保健NGO(民間団体)です。私たちはすべての人が心身ともに健康に暮らせる社会を目指し、“いのちを守る人を育てる”保健医療支援活動を、タイ、カンボジア、東ティモール、南アフリカ、日本で進めています。

PHD協会

 1962年からネパールを中心に約20年間海外で医療活動に従事してきた岩村昇医師が、自らの活動経緯と反省をふまえ、「物」「金」中心の一時的援助を越えた草の根レベルの人材交流・育成を提唱して1981年6月に設立。
アジア・南太平洋地域からの研修生の招聘、研修後のフォローアップを通して、草の根の人々による自立した村づくりと生活向上に協力することと、日本の人々もアジア、南太平洋地域の人々との交流を通して学び、そこから毎日の生活を問い直し、平和(Peace)と健康(Health)を担う人材を育成(Human Development)し、「共に生きる」社会をめざすことを目的に活動しています。


1993年度〜1996年度
カラバオの会

 外国籍住民の人権を守ることを目的として、労働問題や生活に関する相談活動をおこなっているNGOです。
国籍やことば、習慣、文化の違いなどにより不利な状況に追い込まれやすい立場にある外国籍住民のさまざまな問題をサポートします。ここに外国籍住民の権利と尊厳が守られ、安心して、人間として豊かな生活を送ることができる社会を目指します。
そして、異なる文化を持つ人々が互いに理解を深め合いつつ、より豊かな社会を一緒に作っていくことを目指します。

サヘルの森

 1987年に「サヘルの会」として発足し、西アフリカのマリ共和国で、砂漠化防止のための植林と人々の暮らしの安全のために農業支援などを行っています。日本人スタッフが地域の人々と同じような暮らし方をしてその生活を学び、サヘル地域の人たちと一緒にできる砂漠化防止の方法を探っています。

サラワク・キャンペーン委員会

 マレーシアのサラワク州で起きている森林破壊と先住民族の人権侵害に対する日本の責任を問い、1990年に発足。80年代後半から90年代にかけ、日本が輸入する熱帯材木材の大半は同州からのものだった。90年代を通じて、当会では日本各地の自治体に対して、公共事業における熱帯材使用削減を求める「自治体キャンペーン」を行うと同時に、先住民族を日本へ招聘、サラワクの問題を日本の市民へと伝えてきた。

シャプラニール=市民による海外協力の会

 シャプラニールは1972年に設立された民間海外協力団体(NGO)です。さまざまな試行錯誤を経て、バングラデシュでは貧しい農民が作る自助努力のためのグループへの支援を中心に、都市部でのストリートチルドレン支援も行っています。ネパールでは、丘陵地帯の農民、平野部及び都市部の先住民族を対象とした生活向上のための支援活動を行っています。

パレスチナ子どもキャンペーン

 1986年に日本の市民が作ったNGO(民間団体)で、1999年6月には特定非営利活動(NPO)法人の認可を得ました。国籍や宗教、民族、利権などにとらわれず、パレスチナと中東地域の平和を願い、そこに生きる子どもたちが希望を持って成長できるように教育・保健・福祉の支援と人権擁護を進めています。支援の具体化にあたっては、現地の人たちの自主性を尊重し、人々の自立を大切にしています。また日本国内では、中東の平和とパレスチナ問題解決を側面から支援するための活動や、パレスチナと日本の市民との交流を深めるプログラムを進めています。こうした活動は国内外で評価され、東京弁護士人権賞を受賞しました。


これまでの支援団体 2015年度〜   2012年度〜2014年度 2008年〜2011年度 2004年〜2007年度 2001年〜2003年度 1993年度〜2000年度