文字サイズ

特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

会員になるには

ニュース

ayusより 2015/08/19

9/11 孫崎享さんと考える 東北アジアの平和とNGO・市民交流の可能性


 現在国会で審議されている安全保障関連法案や戦後70年の首相談話の
内容は、今後の日本と東北(北東)アジアの各国との関係にも大きな影
響を及ぼすことが予想されます。これは1996年以来、北朝鮮に対する市
民レベルの人道支援と、朝鮮半島と日本に住む子どもたちの描いた絵画
の市民交流を通して、東北アジアの平和の実現を目指してきた、私たち
KOREAこどもキャンペーンにとっても無関係ではありません。私たちは、
戦後70年の談話が出されるのに先駆けて「戦後70年に寄せる市民からの
声明」を発表し、今こそ歴史を真摯に受け止め、市民同士がつながり、
東北アジアの平和を一緒に作っていくことが大事ではないかと訴えてい
ます。現在この市民声明への賛同を呼びかけています。

「戦後70年に寄せる市民からの声明」はこちらからご賛同頂けます
<全文は下記ページでご覧いただけます>
http://homepage2.nifty.com/2002/rccj/1507seimei.html
<ご賛同は下記の賛同フォームから>
https://ssl.form-mailer.jp/fms/d3ccdfb1381752

 今回のイベントでは、この戦後70年の市民声明をご紹介するとともに、
基調講演として、孫崎享さんをお招きして、東北アジア地域における米
国の戦略や日本の外交政策の変遷に触れつつ、安全保障関連法案や戦後
70年の談話について鋭く切り込んで頂きます。また、8月下旬の平壌訪
問の報告として、平壌市民との交流や協力の様子をお伝えします。
 日本を取り巻く東北アジアの情勢は厳しさを増していますが、その中
で、東北アジアの平和のために私たち市民に何ができるのか。参加者の
皆さまと一緒に考えたいと思います。

<プログラム>
■第1部 孫崎享さん基調講演
 ・米国が進める世界戦略の中での東北アジア政策と日本外交
 ・これまでの日朝関係の変遷や東北アジアの現状分析
 ・東北アジアの平和のために市民にできることとは
■第2部 「KOREAこどもキャンペーンの歩み〜8月の平壌」
 ・平壌で出会った人たちの様子やKOREAこどもキャンペーンが支援し
  た太陽光発電パネルの稼働状況、大学生交流の報告
■第3部 戦後70年に寄せる市民からの声明の発表
 ・声明の要点の説明、孫崎さんからのコメント

【日時】2015年9月11日(金)19:00〜21:00(18:30開場)
【会場】日蓮宗 常圓寺 祖師堂地下ホール(新宿区西新宿7-12-5)
【アクセス】新宿駅西口より徒歩6分、大江戸線新宿西口駅より徒歩3分
 丸ノ内線西新宿駅より徒歩4分
【参加費】一般1,000円 (JVC・地球の木・アーユス会員と学生500円)
【定員】80名(先着順)
【申込方法】下記ページの申込フォーム、もしくはメール、お電話で、
 お名前、メールアドレス、電話番号、所属団体(あれば)を下記の
 申込先までお伝えください。
【申込フォーム】
 https://ssl.form-mailer.jp/fms/ee7618ff381738
【申込先】地球の木
 TEL 045-228-1575、FAX 045-228-1578
 Email:chikyunoki@e-tree.jp 
(件名に「9.11イベント申込み」とご明記ください)
【主催】KOREAこどもキャンペーン
【協力(予定)】NGO非戦ネット、「南北コリアと日本のともだち展」

 

●孫崎享さんプロフィール●

  1943年旧満州国鞍山生まれ。1966年東京大学法学部を中退し、外務省に入省。英国、ソ連、米国(ハーバード大学国際問題研究所研究員)、イラク、カ ナダ勤務を経て、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を経て、2002~2009年まで防衛大学校教授。著書に、『戦後史の正体』(創元 社)『アメリカに潰された政治家たち』(小学館)『日米同盟の正体――迷走する安全保障』『不愉快な現実――中国の大国化、米国の戦略転換』(以上、講談 社現代新書)『日本の国境問題――尖閣・竹島・北方領土』(ちくま新書)『日本人のための戦略的思考入門』(祥伝社新書)『転ばぬ先のツイ』(メディア・ パル)『日本の「情報と外交」』(PHP新書)などがある。ツイッター・アカウント(@magosaki_ukeru)は8万4000人のフォロワーをも つ。