スタッフ雑記帳
スタッフ雑記帳2010/04/21ツイート
4月19日JVC中東支援報告会
日本国際ボランティアセンター(JVC)の中東グループスタッフらの活動報告会がアーユスで開催されました。アーユスは、人権協力プロジェクトの事業の一つに中東支援があります。今回は、その中東支援の中でもアフガニスタンの支援事業をお話しします。
アーユスの人権協力プロジェクト・・・人権を守り、平和のための活動を推進するために、現地に直接関わっているNGOと連携し、真の情報を得、国内でキャンペーン・運動を行っています。特に、不当に搾取される、偏った政策により人権が侵害されている課題に焦点をあてています。また、緊急時に提言活動、請願活動などの必要性があると認識した際、迅速に適切な活動を行います。
<アフガニスタンの支援事業>
現在、JVCではアフガニスタンの女性や子どもらの健康改善を推進した事業を行っています。特に、住民自身による予防医療の普及を目的とした健康教育に力を入れており、クリニックでの待ち時間を利用した健康教育、診療時における個別指導、地域保健員による指導、また母親教室、学校の教員を対象とした健康教育など様々なチャンネルを活用して取り組んでいます。
農村部では、特に家庭レベルで適切な処置をすれば防げるような子どもの病気やけがも、知識の不足で命を落とすことも少なくありません。JVCではこれらの健康教育、とりわけ母子保健を重視した活動を通し、サービスを提供するだけでなく命を守る為の予防の取り組みを行っています。また、母親や先生に対しては、保健に関するテストを行い習熟を図っています。
実際の成果として、女性たちが母親教室で学んだこことを徐々に実践するようになり、母親教室への評価が高まりました。また、文字ではなく絵で説明された教科書を利用しているため、女性だけでなく子どもにも理解しやくすく復習が家族と一緒に学んだことを共有する場になっていきました。
*このプロジェクトにおいてアーユスは、主に医薬品代とアフガニスタン事務所人件費を支援をいたしました。
このアーユスでの報告会後、門前仲町の情熱屋で交流会を開きました♪美味しい料理の元、とても楽しく時間があっという間に過ぎていきました。
今度もアーユスの支援事業を報告いたします。
本日のアフガニスタンの事業に関して詳しくは、JVCのHP、アフガニスタンページをご覧下さい。