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特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

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NGOより 2023/01/05

1/17 GIIコロナ意見交換会勉強会「プラネタリーヘルス勉強会~食生活から人間の健康と地球を変える~」


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GIIコロナ意見交換会 勉強会
プラネタリーヘルス勉強会~食生活から人間の健康と地球を変える~
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◎日時:2023年1月17日(火)19:00‐20:30
◎参加申込:以下のリンクから申込フォームに登録をお願いします。1月15日締め切りとさせていただきます。
 ★申込フォーム https://forms.gle/uPwX4Qhsv56GLLxL7
◎主催:GII/IDI懇談会NGO連絡会 コロナ意見交換会
 協力:日本医療政策機構プラネタリーヘルスプロジェクト
◎事務局:(特活)アジア砒素ネットワーク 担当:石山 

 メールアドレス:aanishiyama(@)gmail.com ※( )を外してご送信ください。
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◎プログラム ※一部変更になる場合がありますので、ご了承ください。
 開会あいさつ:アジア砒素ネットワーク 石山民子
 ゲストスピーカーの紹介と進行:日本医療政策機構 菅原丈二
 講演 プラネタリーヘルス勉強会~食生活から人間の健康と地球を変える~
  手島祐子氏(株)三祐コンサルタンツ
 質疑応答 ディスカッション
 閉会あいさつ:GIIコロナ意見交換会 稲場雅紀
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★人間が健康でなければ、地球は健康にならないし、地球が健康でなければ人間は健康にならない。この「プラネタリーヘルス」の考え方が注目を集めています。

★  この勉強会を主催する「GIIコロナ意見交換会」に参加する多くのNGOやNPOは、アジアやアフリカなど中低所得国の保健課題の解決のために活動をしています。

★  20世紀後半、「アジアやアフリカの中所得国・低所得国を飢餓から救おう」という触れ込みで、「緑の革命」と呼ばれる、農業への科学技術の大規模な導入が先進国の支援を受けて世界規模で推進され、世界の食料不足の克服に大きく寄与したと言われています。他方でこの高収量品種や化学肥料、機械化、灌漑の導入を伴う食料生産システムは、農村地域で格差を拡大し、食の多様性の喪失によって栄養の偏りと慢性疾患の急増を呼び、地下水資源の枯渇や、水田からの温室効果ガスの排出といった地球規模の環境課題を生んでいると言われています。様々な調査研究により緩和策も確立されていますが、中低所得国の多くの農家にはその方法を導入する余裕がなく、問題は先送りされています。

★  また、中低所得以外にも視野を広げた際に、新型コロナ禍においても、低栄養と過栄養の「栄養の二重負荷」について、人々の健康を脅かす脅威であることが、2021年12月に日本政府の主催による東京栄養サミット2021などにおいても共有されました。

★  長年、人間の長期的な健康のための持続可能な食料と食生活を研究してきたジェシカ・ファンゾ氏は、食事を変えなければ、地球は救えないことを訴え、「食卓から地球を変える あなたと未来をつなぐフードシステム」という本を執筆しました。https://www.web-nippyo.jp/26426/

★  GII意見交換会では、「この本を日本に伝えたい」という熱意をもってこの本を和訳された管理栄養士の手島祐子さんをゲストにお迎えし、持続可能なフードシステムについてお話をお聞きし、参加者とディスカッションをすることになりました。

★  この勉強会で得られた成果が、2023年に開催されるG7広島サミットおよび関係閣僚会合に向けた市民社会からの政策提言書に反映されることを期待し、この時期に開催することといたしました。