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その他 2024/05/15ツイート
6/1 国際シンポジウム:アジア太平洋の無国籍者のくらしと権利 ~無国籍者地位条約70周年によせて~
「早稲田大学国際教養学部20周年記念事業
国際シンポジウム:アジア太平洋の無国籍者のくらしと権利
~無国籍者地位条約70周年によせて~」
“International Symposium: Understanding Human Rights of Stateless People in the Real-life Context in the Asia-Pacific”
⚫︎日程:6月1日(土)
⚫︎時間:13:30~17:00
⚫︎場所:早稲田大学 大隈記念講堂小講堂 および ウェビナー
⚫︎言語:英語 および 日本語 (同時通訳)
⚫︎参加費:無料
⚫︎申込:https://t.ly/l0VEz または 添付のチラシのQRコード
⚫︎主催:早稲田大学国際教養学部、無国籍ネットワーク、無国籍ネットワークユース
⚫︎協力:UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)駐日事務所
内容
⚫︎開会のあいさつ(13:30~13:45)
稲葉知士 国際教養学部学部長
陳天璽 早稲田大学教授、無国籍ネットワーク発起人
⚫︎基調講演(13:45~14:00)
アミット・セン 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)アジア・太平洋地域局 首席無国籍専門官
司会:
トゥアン・シャンカイ無国籍ネットワーク運営委員
中野響子 無国籍ネットワークユース
⚫︎パネルディスカッション (14:00~15:20)
スピーカー:
ロツィアーナ・モハメド・ラザリ マレーシア・イスラム科学大学准教授
マイケル・ベニングIndigenous Children’s Learning Centers 事務局長
ボンコット・ナパウンポーン メルボルン大学ロー・スクール ピーター・マクミラン無国籍センター
石川美絵子 日本国際社会事業団(ISSJ)常務理事、社会福祉士
モデレーター:
秋山肇 筑波大学助教、無国籍ネットワーク共同代表
長谷川留理華 無国籍ネットワーク共同代表
⚫︎ワークショップ (15:30~16:50)
・ 無国籍者の暮らしと声
書評『Stateless』陳天璽著(NUS Press 2024)
ロツィアーナ・モハメド・ラザリ x 陳天璽 x 薬師寺奈々
・ 地球市民〜私たちユースが無国籍児と共に生きるには
無国籍ネットワークユース
・ 無国籍者のウェルビーイングのための即興劇
ジョン・ロッシーニ カリフォルニア大学デーヴィス校准教授
兪炳匡 早稲田大学教授
質疑応答
モデレーター:
秋葉丈志 早稲田大学准教授、無国籍ネットワーク運営委員
大島理恵 無国籍ネットワーク事務局長
⚫︎閉会のあいさつ (16:50~17:00)
秋山肇
出生登録されること、学校や病院に行くこと、結婚すること。「当たり前」に思われていることが、多くの無国籍者はできません。現在世界で把握されている国籍を持たない人々は440万人ですが、実際にはずっと多いと言われています。
今年は、「無国籍者の地位に関する条約」が採択されてから70年、UNHCRの「無国籍解決 #IBelongキャンペーン」の最後の年です。
世界では約100もの国々が同条約に入っていますが、日本を含むアジア太平洋の国々の多くは入っておらず、無国籍者を正確に把握する制度もありません。一方で、無国籍者の保護や生活の向上に資する「持続可能な開発目標(SDGs)」に積極的に取り組んでおり、主要な人権条約にも入っています。
この度、フィリピン、タイ、マレーシアそして日本における無国籍の最近の進展やグッド・プラクティスなどに焦点をあて、各国から専門家や当事者の背景を持つ実務家等をお迎えして、無国籍者の人権やウェルビーイングを向上するために何ができるかを一緒に考えます。
6月20日は「世界難民の日」です。難民の中には無国籍者もいます。