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2024年を迎えるにあたり、多くの人が、今年は平和な世の中になるようにと願ったことでしょう。

世界に目を向ければ、2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵略、2023年10月以降のパレスチナ・ガザでの武力紛争の激化など、平和とは程遠い状況が続いています。2023年4月に発生したスーダンでの武力衝突では、多数の市民が犠牲になりました。アジアでも、2021年2月のミャンマーでのクーデター、それ以前からの少数民族への迫害、同年8月のアフガニスタンでのタリバンの権力掌握など、多くの人たちが武力紛争の脅威と生命の危険に晒されながら生活しています。

特にロシアによるウクライナ侵略は、国連の安全保障理事会の常任理事国であるロシアが、国連憲章に違反する行動を自ら起こすという、世界の平和を根底から脅かす事態です。世界は核の危機にも晒されています。

戦争はどうしてなくならないのでしょう。国連誕生時に世界がコミットした理念は完全に忘れ去られたのでしょうか。

平和学者ガルトゥングが言うように、またフェミニストが長年にわたってジェンダーに基づく女性に対する暴力に取り組んできたなかで理解したように、平和は戦争がない状態にとどまらず、暴力を克服した状態です。

平和を実現するためには、非暴力の理念に則って社会をつくることが大切です。そのために、さまざまな形で存在する構造的な差別や不平等を克服することも必要です。

今回のAMネット総会シンポジウムでは、戦争とジェンダーにまつわるさまざまな経験と知見を踏まえ、非暴力に基づく平和をつくり出すために何が必要かを考えます。

ぜひご参加ください。

■日時：2024年3月16日（土）15:30-17:00

※シンポジウム前に同じURLにて、会員総会を14時～15時にて開催します。

（申し込みいただいたどなたでもオブザーバー参加できます）

■形式：対面とオンラインのハイブリッド開催

＊対面会場：大阪市中央区谷町2丁目3−1 ターネンビル2階

＊オンライン：Zoomを使用

（申し込み時、どちらかお選びください）

■登壇者：三輪敦子（AMネット理事、アジア・太平洋人権情報センター所長、関西NGO協議会代表理事、SDGs市民社会ネットワーク共同代表理事）

■進行：堀内葵（AMネット理事）

■参加費：カンパ制

■申し込み：https://amnetosaka20240316.peatix.com/

■申し込み期限：2024年3月14日（木）23:59

■主催：特定非営利活動法人AMネット

WEB：http://am-net.org/ Twitter：＠amnetosaka

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