ニュース
その他 2023/10/17ツイート
10/22 カンボジア 2023総選挙-UNTAC総選挙から30年
【緊急オンライン・セミナー】
カンボジア 2023総選挙
UNTAC総選挙から30年: 与党・人民党内での世代交代=世襲へ「どうなるカンボジア?」
日本の国際協力NGOsは世界のNGOと共に、1980年以降タイの難民キャンプ、そして内戦の続くカンボジア国内でも、緊急救援・人道復興支援で実働してきた。また「カンボジア国際NGOフォーラム」などの形で、停戦・平和、開発の方向性などに関して、政策提言も行ってきた。平和の実現にも一定の役割を果たしたと考える。紛争に終止符を打った1991年の「和平協定」、1993年のUNTAC総選挙後、「カンボジア王国」憲法に書かれた「自由と人権の保護」、「複数政党による公正選挙」等の基本精神は、カンボジアの人々の希望となった。そして主役になるべきカンボジアの人々が人権等各分野のNGOを自ら創設し約30年活動してきた。しかしその希望は、与党人民党フン・セン首相(当時)の「和平協定は亡霊になった」(2017年)という主張とともに消えた。
本セミナーではこれまでの30年と、2018年/本年2023年の総選挙過程を振り返り、政権交代ならぬ与党人民党内の世代交代が「世襲」という形で実現されたカンボジアの「いまと今後」を読み解く。
【日時】2023年10月22日(日)13:00~14:45頃(12:45頃からオンライン入室開始)
【形式】オンライン(zoomミーティングを使用。お申込みいただいた方にメールでURLをお知らせします)
【登壇者】
各登壇者は80年代、90年代の活動をもとに、内側から見たUNTAC総選挙と当時の具体的な人権状況、NGOとしての地域保健活動、2000年代以降の人権・民主化などのNGOの活動と「いま」を語る。
- 1. 佐藤安信:UNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)人権担当官。前東京大学教授(人間の安全保障プログラム副運営委員長、持続的平和研究センター長)
- 2. 宇井志緒利:元アジア保健研修所(AHI)職員、元立教大学大学院特任教授。
明治学院大学非常勤講師 - 3. 中嶋(上村)未来:桜美林大学非常勤講師(カンボジア語担当)/上智大学
アジア文化研究所共同研究所員/ カンボジア語通訳・翻訳者 - 4. 熊岡路矢:JVC創設ボランティア。元JVCカンボジア代表。カンボジア市民フォーラム創設事務局長・世話人。JVC元代表・代表世話人。日本映画大学教員
- *司会:丸井雅子(上智大学アジア文化研究所)
【申込】参加希望の方は次のフォームにてお申込みください。申込後、返信の形でズームURLをお送りいたします。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/e1eacca4800300
【主催・共催】
日本映画大学、上智大学アジア文化研究所
【協賛】庭野平和財団
【協力】カンボジア市民フォーラム、アーユス仏教国際協力ネットワーク、『カンボジア現代紛争史とNGOの43年』映像制作委員会