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NGOより 2023/10/10

11/12 シンポジウム「技能実習制度・特定技能制度の見直しから共に生活する移民社会を考える」


シンポジウム「技能実習制度・特定技能制度の見直しから共に生活する移民社会を考える」

 技能実習制度と特定技能制度で働く外国人労働者の数は45万人を超え(2022年12月末現在)、多くがこの社会を支える産業で働いています。しかし、技能実習制度は「奴隷労働」であるとして国際社会からの批判を受け続けてきたように、この制度下では労働問題や人権侵害が多く発生しています。
 これらの問題は、生活者(人間)としてではなく「労働力」としてのみ受け入れようとする制度構造の歪みが顕在化したものです。しかし、2022年11月に設置された「技能実習制度及び特定技能制度の在り方に関する有識者会議」の中間報告で示された検討の方向性では、根本的な解決につながる論点は示されていません。
 このシンポジウムでは、両制度の見直しのタイミングを捉え、制度変遷の大きなトレンド、制度構造の歪みに起因する具体的な課題をふまえ、働く人々の生活や地域社会という視点から外国人労働者受け入れ制度と共生社会を考えます。

【詳細】
日時:2023年11月12日(日)15時00分〜17時00分(開場:14時45分)
開催場所:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー8階 1083教室 +オンライン併用
資料代(オンライン参加者含む):500円(オンライン参加者の方には、お申込後、お支払いに関して登録のEメールアドレスへご連絡いたします。申込は振込完了時点で確定となります。
お申し込み締切:2023年11月5日(日)

【プログラム】
◇ 技能実習制度・特定技能制度の概要と制度見直しの方向性  
   中村優介さん(弁護士/外国人技能実習生権利ネットワーク共同代表/移住連運営委員)
◇ 共生社会の実現」から問う外国人労働者受け入れ制度    
   鈴木江理子(国士館大学教員/移住連共同代表理事)
◇ 顕在化する具体的な課題
 ・外国人労働者の自立:日本で働くこと、生きること   鳥井一平さん(移住連共同代表理事)
 ・外国人労働者の銀行利用の課題            小関隆志さん(明治大学教員)
◇ ディスカッション「働く人々の生活と地域社会の視点から外国人労働者受け入れ制度と共生社会を考える」
パネリスト:
・アンジェロ・イシさん(武蔵大学教員)
・牛山健一さん(信濃毎日新聞「五色のメビウス」取材班)
・鳥井一平さん(移住連共同代表理事)
ファシリテーター:鈴木江理子さん(国士館大学教員/移住連共同代表理事)
【参加申込方法】
下記Googleフォームから参加申込をお願いいたします。
参加フォーム:https://forms.gle/c4913MKGw53nArwS6

【お問い合わせ先・Contact】
NPO法人移住者と連帯する全国ネットワーク
〒110-0005 東京都台東区上野1-12-6 3F
Tel 03-3837-2316