文字サイズ

特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

会員になるには

ニュース

ayusより 2019/08/19

8/28 アフリカの農民の声を聴こう(気候変動と家族農業)


■TICAD Ⅶ関連公式サイドイベント
アフリカの農民の声を聴こう(気候変動と家族農業)
2019/8/28(水)18:00~19:30@パシフィコ横浜

気候変動 どうしたらいいの?
伝統と自然を生かした家族農業がカギ!?

 この3月に巨大サイクロンがアフリカ南東部を直撃、気候変動
が要因と言われました。先進国の責任が重い気候変動ですが、
その被害を受けるのは、多くの場合、自然を保全・利用しながら
暮らす人びとです。たとえばアフリカの農民たちもこれに当ては
まります。このたびTICADを機にモザンビークとカメルーンから
農民リーダーが来日します。化学肥料を大量に使う農業に対し、
アフリカの農民によって行われる自然を保全・利用しながらの農
業は気候変動を抑えるとも言われています。本セミナーでは、気
候変動と農業をめぐる現状について専門家が解説しながら、アフ
リカの農民リーダーたちの声を聞き、アフリカの家族農業が果た
す役割、私たちの暮らしと支援のあり方などについて議論したい
と思います。皆さま、ふるってご参加ください。

○と き:2019年8月28日(水)18:00~19:30
○ところ:パシフィコ横浜1F TICAD展示ホールB4
(みなとみらい駅から徒歩5分)
○参加費:無料
○予定プログラム (敬称略)
・ 報告:アフリカの農民リーダー代表(2名)、市民社会メンバ
ー1名(逐次通訳あり)
・ 解説:村上真平/家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン
(国連「家族農業の10年」の推進母体) 代表
・ 質疑応答:モデレーター 林 達雄/アフリカ日本協議会 顧

・ 司会/開催趣旨:渡辺直子/日本国際ボランティアセンター

○参加申込み:以下のサイトから事前にお申込み下さい。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/d2c34f99628546
◆お問合せ:Tel:03-3820-5831

E-mail:event@ngo-ayus.jp
(担当:アーユス仏教国際協力ネットワーク)

○主 催:アーユス仏教国際協力ネットワーク
○共 催:アフリカ日本協議会(AJF)、
日本国際ボランティアセンター(JVC)

アフリカの農民たちの生の声を聞き、専門家の意見をふまえなが
ら、アフリカの農民たちが抱える課題と、その一方で果たしてい
る役割について考え、そこから、自分たちの暮らしや支援のあり
方を議論・検討するために、このセミナー開催を呼びかけます。

この度、8月末に開催されるTICADを機に、サイクロン、洪水、
干ばつなど気候変動の被害を最も受けやすいアフリカから農民リ
ーダーが来日します。気候変動は、アフリカの人々が作り出した
ものではなく、化石燃料をたくさん使ってきた先進国に暮らす私
たちに責任があります。
専門家によると農業のやり方もまた、気候変動に大きな影響をお
よぼします。農業分野から出される温室効果ガスは、実に全排出
量の3分の1を占めているのです。たとえば、化学肥料を大量に使
う大規模農業は気候変動を促す一方、伝統と自然を生かした小規
模農業は気候変動を抑えると言われています。アフリカの農民た
ちが果たす役割は非常に大きいのです。この意味でも、アフリカ
における農業開発のあり方は日本に住む私たちの未来と無関係で
はありません。農民たちの生の声を聴き、私たちの暮らしと支援
のありかたについて参加者が一緒に話し、考えましょう。
同じ地球に住む友人としてともに生きる道を見つけましょう。

アフリカの農民の声を、今、聞こう!
私たちの暮らしと支援のあり方を問い直そう

アフリカ日本協議会 林達雄(アーユス専門委員)