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特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

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ニュース

NGOより 2018/11/02

11/8 ラオス・ダム決壊のその後—生活、環境、投資


今年の7月23日、東南アジアのラオスで起きたセピヤンセナムノイダムの決壊事
故により、数千人が一夜にして家を失い、多くの死亡・行方不明者が発生しまし
た。周辺の森林や農地にも甚大な被害が出て、一部地域の復興は既に放棄されて
います。ラオスは水力発電により経済発展する政策を打ち出し、世界中の支援を
受け、「持続的な水力発電ダムのモデル」と呼ばれる事業を実施しています。ラ
オスを経済的に豊かにし、その収益で環境も保全すると言われてきた水力発電事
業で、なぜ今回のような被害が起きたのでしょうか。
また、この事業は韓国・タイの企業により進められていましたが、投資には日本
をはじめとする先進国の関与もあり、私たちから遠い話ではありません。今回の
報告会では、最近現地を訪問した法政大学の松本悟さんからお話を伺うと共に、
これまでのラオスの水力発電事業と人々の生活への影響、環境や投資を巡る状況
について振り返ります。

■プログラム
・はじめに:ラオスのダム開発概観
・現地報告:ラオスのダム決壊のその後 松本悟(法政大学)
・これまでのダム開発ーナムトゥン2を巡る議論 東智美(メコン・ウォッチ理事)
・ラオスのダム開発と資金の流れ 木口由香(メコン・ウォッチ)

■日時
2018年11月8日(木)18:30〜20:30

■会場
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F
TEL: 03-3407-8107
地図http://www.geoc.jp/access
アクセス:地下鉄表参道駅より徒歩5分・JR他渋谷駅より徒歩10分

■定員:40名
■資料代:500円(メコン・ウォッチ会員、学生は無料)
■申込み:以下からお申込みください。
https://goo.gl/JJTHPs

■主催
特定非営利活動法人メコン・ウォッチ
Tel: 03-3832-5034