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NGOより 2018/10/31ツイート
11/25 マレーシア映画上映会「不即不離 マラヤ共産党員だった祖父の思い出」
これまであまり伝えられてこなかったアジアの現代史(マレーシア、シンガポー
ル)についての映画を、2回の日程で2本上映します。映画を通して、アジアの歴
史を学び、日本との関わりを考えてみませんか?
11/25開催の Vol.2ではマレーシア映画を上映します。
https://www.parcic.org/news/events/13958/
マレーシア映画「不即不離 マラヤ共産党員だった祖父の思い出」
(ラウ・ケクフアット監督『不即不離 Absent Without Leave』)
<2016年/84分/台湾・マレーシア/華語・福建語・マレー語> (日本語・英語字幕あり)
■日時 :2018年11月25日(日)14時〜16時
■場所 :パルシック2F会議室にて(千代田区神田淡路町1-7-11東洋ビル)
■参加費:一般1,500円、パルシック会員、学生1,000円
(資料およびフェアトレードの有機コーヒー1杯付き)
■定員 : 25名、要予約
*映画上映後にパルシック・マレーシア事業担当から解説があります。
【映画の概要】
中国系マレーシア人で台湾を拠点に活動するラウ・ケクフアット監督(1979年生)
による自伝的なドキュメンタリー映画。幼いころから祖父のことを何も聞かされ
てこなかったラウ監督が、マレーシアに帰省の折に、家族や親戚に祖父のことを
尋ね、祖父がマラヤ共産党員の反政府ゲリラとして植民地政府に射殺されていた
ことを知ります。マラヤ共産党員は、英国植民地時代には抗日軍として、日本の
敗戦後は英国軍を相手にマラヤ解放のために戦ったものの、1957年の独立後もマ
レーシア政府から非合法組織と見なされてきました。祖父のことを語ることがで
きなかった監督自身の家族や親戚の証言と、今も祖国を思いながら中国や香港、
タイで暮らす元マラヤ共産党員たちの証言を聞き取り、これまで光が当たること
のなかったマレーシアの現代史の一端を明らかにします。
【申込先】
特定非営利活動法人パルシック東京事務所 担当:西森
(tel) 03-3253-8990 (fax) 03-6206-8906 (mail) office@parcic.org
*定員になり次第、お申込受付を終了いたします。
**11月10日(土)のシンガポール映画「シンガポールへ、愛を込めて」上映も
まだ空席があります。ぜひお越しください。解説者の盛田茂さんの話がpodcast
でも聞けます。鈴木敏夫のジブリ汗まみれ(9月23日放送)
https://www.tfm.co.jp/asemamire/index.php?catid=173