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特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

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その他 2018/10/24

10/27 種子はいのちのみなもと—未来のために地域でできること


 海外ドキュメンタリーDVD「種子—みんなのもの? それとも企業の所有物?」(PARC41分)の上映と大江正章さんの日本の農の未来についての問題提起。
主要農産物種子法が廃止され、日本の農業・農政の行方が懸念されています。多国籍企業の参入で食料主権や、地域の農民が守ってきた在来種、食の安全はどうなるのでしょうか? 私たちができることは?
 
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 最初に見るDVDは、海外(特に中南米)で、種と食を守り続けてきた農民の「モンサント法」にたいする取り組みや、いま世界の食糧市場で何が行われようとしているのかについてのドキュメンタリー映像です。
 
 その後の大江さんの講演は、日本の農業と農政、食をめぐる現在の問題について、今年4月に廃止された種子法を中心に、今後どういうことが起こってくると考えられるか、地域の市民ができることは何か、新たな地方・地域の人びとの動きなどといった具体的なお話しです。
大江さんは、農業ジャーナリストとして日本中の農村を歩いて取材し、書籍にもまとめているほか、みずから無農薬の田んぼで米作をしており有機農業研究会にも長くかかわっています。また、NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)の共同代表をつとめ、世界の人びとが共に食べて暮らしていける連帯経済や協同組合の可能性などについての知見も豊富です。ぜひ、この機会にご参加ください。
 
日時:10月27日(土)13時半開場 14時開演 DVD上映後、休憩をはさんで 15時〜講演会(17:00までには終了)
 
場所:アミダステーション1階(八王子市東町3-4、JR八王子駅8分、京王八王子駅5分)
 
参加費:1000円(学割500円)、中学生以下、障害のある方無料
 
上映:「種子—みんなのもの? それとも企業の所有物?」(字幕・吹替41分、アジア太平洋資料センター)
   解説編「日本の種子はどうなる?」の一部上映もあり。
 
講演:大江正章さん(ジャーナリスト、コモンズ代表、PARC共同代表)
*主著『地域の力−食・農・まちづくり』(岩波新書、20 )、『地域に希望あり—まち・人・仕事を創る』(第31回農業ジャーナリスト賞
受賞、岩波新書、20 )、『田園回帰がひらく未来——農山村再生の最前線』(共著、岩波ブックレット)

主催:八王子市民のがっこう「まなび・つなぐ広場」
メール:manabi.tsunagu@gmail.com   電話:080-5081-9433