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ayusより 2018/06/26

7/8 1993年UNTAC総選挙から25年、カンボジア和平を検証する 2018年総選挙直前セミナー


カンボジアのいま -1993年UNTAC総選挙から25年、カンボジア和平を検証する 2018年総選挙直前セミナー

2017年9月3日を持って廃刊となったカンボジア・デイリー。1993年に創刊された、英字新聞。 脱税疑惑が表向きの理由だが、正式な監査などは行われないまま廃刊に追い込まれた。最後の表紙を飾ったのは、細大野党の党首が逮捕された時の写真。そして見出しは、「あからさまな独裁への転落」

2017年9月3日を持って廃刊となったカンボジア・デイリー。1993年に創刊された、英字新聞。
脱税疑惑が表向きの理由だが、正式な監査などは行われないまま廃刊に追い込まれた。最後の表紙を飾ったのは、細大野党の党首が逮捕された時の写真。そして見出しは、「あからさまな独裁への転落」

【場所】 上智大学(四ツ谷キャンパス)12号館201教室(日曜日は正門から入場をお願いします)
【主催】 カンボジア市民フォーラム、
【共催】 上智大学アジア文化研究所、アー ユス仏教国際協力ネットワーク
【参加費】 ①会員無料 ②一般1,000円 ③学生500円
【お申込み方法】 事前申込み制。申込:カンボジア市民フォーラムのホームページからです。


【趣旨・概要】
【第1部】 選挙以外の方法をつうじた説明責任をはかる取組紹介
人々の生活に直接かかわる学校や保健センター,地方自治体事務所のサービス.これまでは,選挙や官僚組織内によるコントロールによって改善が行われようとしてきたが,かならずしもうまく機能していない.そのため,最近では,子どもをふくめた市民がこうしたサービスの評価・改善要求をおこない,行政機関がこれに応えるという「社会アカウンタビリティ」と呼ばれるサイクルをつくろうとする動きがある.このセッションでは,カンボジアにおける取組を報告する.
【第2部】 カンボジア2018総選挙に向けて、NGO、政府はどう考え、どう動こうとしているのか。
国連カンボジア暫定統治機構管理下での第1回総選挙(1993年)から25年、カンボジア政治・人権状況は大きく悪化した。2013年第5回総選挙で与野党伯仲の結果が出て以来、政府はNGO法制定、政党法改定等を通して、NGO職員逮捕、英字紙の廃刊、野党「救国党」党首逮捕から同党解党(最高裁判断)に至り、2018年総選挙は、自由・公正選挙の基盤を失った。この間、NGOは、また日本政府をふくむ各国政府、国連はどう動いたのか? どう動くのか?

【スケジュール】
 12:00 開場
 12:30 開会挨拶・趣旨説明等 (上智大学アジア文化研究所 丸井雅子研究員)
<第1部> 開会挨拶・趣旨説明 (フォーラム共同代表。立教大学 教員 宇井志緒利)
 12:40 報告「社会アカウンタビリティ―カンボジアにおける教育・保健・地方分権分野の取組紹介」
(14:00 休憩)
<第2部>
 14:15 報告「カンボジアにおける最近の政治・人権状況と総選挙」 ・司会(日本映画大学 教員 熊岡路矢)
 14:40 パネル・ディスカッション「2018総選挙に向けて、NGO、政府はどう考え、どう動こうとしているのか」
  パネリスト:伊藤和子事務局長(HRN=ヒューマンライツ・ナウ)/斉田幸雄課長(外務省南東アジア第一課)交渉中/米倉雪子さん(昭和女子大学教員)/佐藤安信(東京大学教員 /UNTAC人権担当官)/岡島克樹(大阪大谷大学 教員)
 16:20~質疑応答の部。
 16:50 閉会挨拶 枝木美香(アーユス)
 16:55 事務連絡・今後の予定等 甲斐田万智子(C-Rights代表理事 /文京学院大学 教員)