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NGOより 2018/06/08ツイート
6/18 セミナー「日本にもある児童労働 ~ SDG 8.7達成に向けてアクションを! ~」
6月12日は児童労働反対世界デーです。
児童労働は日本とは関係ない、途上国の問題、と思っていませんか?
実は、日本にも、児童労働は存在します。
昨年12月、茨城県で15歳の少女が工場で転落死する事故がありました。この労働状況は、労働基準法違反で、日本が批准しているILO第182号条約で禁止されている「最悪の形態の児童労働」にあたります。この件についてACEは緊急声明を発表し、3月には厚生労働委員会における質問で取り上げられました。
国際労働機関(2017年)は、児童労働者数は世界の子どもの10人に1人に当たる1億5200万人で、そのうち7300万人が危険有害な労働に従事しており、さらに高所得国にも約200万人の児童労働者がいると発表しています。
国連が2015年に採択した持続可能な開発目標の目標8、ターゲット7の中に「2025年までのあらゆる形態の児童労働の撤廃」が設定されています。この目標を達成するためには、開発途上国だけでなく日本も取り組まなければなりません。
そこで、このセミナーでは、ACEが実施中の日本における児童労働調査の中間報告と、ゲストスピーカーから児童労働にあたる状況に直面している子どもたちのお話しをいただきます。現状の理解を深め、日本から児童労働を無くすアクションについて意見交換します。みなさまのご参加お待ちしております。
【日時】 2018年6月18日(月)15時~17時(開場14時40分)
【会場】 参議院議員会館 B109
【主催】 認定NPO法人ACE(エース)
【後援】 ILO活動推進議員連盟
【参加費】 無料
【定員】 50名
【申込方法】 以下の「参加申込フォーム」よりお申し込みください。
http://acejapan.org/info/event/20180618
【申込締切】 2018年6月13日(水) ※満席になり次第締め切ります。
お問い合わせ
認定NPO法人ACE (エース)
〒110-0015 東京都台東区東上野1-6-4 あつきビル3F
TEL:03-3835-7555 FAX:03-3835-7601
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