文字サイズ

特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

会員になるには

ニュース

NGOより 2018/04/26

4/27 「最悪の人道危機」イエメン内戦のいま ~国際社会から忘れ去られた紛争の真実~


 内戦で、多くの犠牲者を出しているイエメン。サウジアラビアやUAE(アラブ首長国連邦)は、イエメンのフーシ派を攻撃するとして無差別空爆を続けています。一方、フーシ派はイランの援助も受け、弾道ミサイルで反撃。内戦は近隣諸国を巻き込んで、長期化しています。この内戦により、イエメンでは840万人が飢餓に直面し「世界最悪の人道危機(国連声明)」に陥っています。にもかかわらず、日本政府は航空自衛隊が擁する最新の輸送機である川崎重工製の「C2」を、紛争当事国であるUAEに輸出することを検討中です。
 イエメンの取材に成功し、2月11日に帰国したフォトジャーナリストの久保田弘信さんに現状を報告してもらいます。

◆日時:4月27日(金) 18時30分~21時
◆場所:文京シビックセンター 4階シルバーホール
 地下鉄 後楽園駅(4a、5番出口徒歩1分)、春日駅(文京シビック連絡口)
 http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html
◆資料代 800円

◎報告:久保田弘信さん(フォトジャーナリスト)

◎パネルディスカッション:
久保田弘信さん、長谷部貴俊さん、杉原浩司

※久保田さんが撮影された写真も展示します。

<久保田弘信さんプロフィール>
 大学で物理学を学ぶが、スタジオでのアルバイトをきっかけにカメラマンの道へ。旅行雑誌の撮影で海外取材をこなすうちに、ひとりのパキスタン人と出会いパキスタンに赴く。パキスタンでアフガン難民を取材したことをきっかけに本格的にジャーナリストとしての仕事を始める。9.11事件の以前からアフガニスタンを取材、アメリカによる攻撃後、多くのジャーナリストが首都カブールに向かう中、タリバンの本拠地カンダハルを取材。またパキスタンに流出する難民を取材。難民の子どもたちの素顔をとらえた個展を多数開催。以来、アジア、中東を舞台に取材を続ける。
◆公式HP http://photokubota.web.fc2.com/
◆公式ブログ http://kubotahironobu.blog53.fc2.com/
◆写真集「僕が見たアフガニスタン」、
 DVD「アフガニスタン伝えきれなかった真実」販売ページ
 http://kubotaphoto.cart.fc2.com/

主催:イエメン内戦を知る講演会 実行委員会
(連絡先 090-6185-4407 メール anti.arms.export@gmail.com )
[呼びかけ人]佐藤真紀、井筒高雄、志葉玲、並木麻衣、小寺隆幸、杉原浩司
※武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)が呼びかけ、NGOの有志と共につくる
実行委員会です。