文字サイズ

特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

会員になるには

ニュース

NGOより 2018/02/27

3/29 ドキュメンタリー映画 『種子—みんなのもの?それとも企業の所有物?』完成記念上映会&トーク


★追加開催決定!完成記念上映会 vol.2 ★
   ドキュメンタリー映画
『種子—みんなのもの?それとも企業の所有物?』
    完成記念上映会&トーク
http://www.parc-jp.org/freeschool/event/180325.html
※3月25日の回はご支援者の方以外のお申込は終了いたしました※

■日時:2018年3月29日(木)19:00〜20:50(開場18:00)
■会場:連合会館 2F 203会議室
 ※会場地図はこちら http://rengokaikan.jp/access/
■参加費:500円 ※予約優先
※どなたでもお申し込みいただけます。ご支援者の方で3/25に参加できず3/29に
参加希望の方は、予約いただいた上でご招待チケットを必ずお持ちください。

■プログラム
  (1) 映画上映『種子—みんなのもの?それとも企業の所有物?』(40分)
  (2) トーク㈰ 世界の種子をめぐる状況と日本の種子法廃止
    ◆印鑰智哉(日本の種子を守る会事務局アドバイザー)
    トーク㈪ 自由貿易協定が途上国に強いるUPOV1991—TPP、RCEPと知的所有権
    ◆内田聖子(PARC共同代表)
  (3) 質疑応答、中南米・アジアからのメッセージなど

■上映会開催にあたって
 食の源である種子。  農業も豊かな食文化も、すべては一1粒の種子から始
まりました。しかし「緑の革命」以降、工業化された大規模農業が推進される中
で、種子は知的所有権の対象となり、貿易協定などを通じてグローバル大企業に
よる支配が進められてきました。
 2010年以降、ラテンアメリカ諸国では農民による種子の保存を禁じ、毎回企業
から種子を買うことを強いる通称「モンサント法案」が多くの国をかけめぐりま
す。これに対し、農民を先頭に、先住民族、女性、市民が声をあげ、大規模な反
対運動が起こりました。
『種子—みんなのもの? それとも企業の所有物?』は、こうしたれらラテンア
メリカの人びとの運動そして種子を守る活動を描いたドキュメンタリー作品です。
2017年にラテンアメリカ8カ国のNGOや農民組織8団体が制作し、途上国・先進
国を問わず食の運動に関わる人たちの間で広がり、大きな反響を得ています。
 私たちは2017年10月、この作品をぜひ日本で紹介するためしたいと、、クラウ
ド・ファンディングを通じて多くの皆様にご参加とご支援を呼びかけてきました。
おかげさまで多大なご支援金をいただき、無事に作品を完成に至りました。する
ことができました。ご支援くださったいただいた皆様には、この場をお借りして
改めて御礼申し上げます。
 日本では2017年4月、これまでの日本の米コメや大豆、麦の種子を守ってきた
主要農作物種子法の廃止が、国会での審議も不十分のまま決定されてしまいまし
た。民間企業に市場が開放され、私たちの食が今まで以上に多国籍企業に支配さ
れてしまう危険もあります。その意味でも、本作品がで描くかれる人びとの種子
を守る活動取り組みはが投げかける問いは、そしてアグロエコロジーや種子バン
クの実践は、日本の私たちにも大きなヒントを与えてくれるものますであると言
えます。無関係ではありません。
 本作品を通じて、私たちの種子、農業、食、として社会のあり方を考え、世界
の運動と連携しながら「フード・デモクラシー」(食の民主主義)の実現を語る
よりよい未来を構想していく場として、完成記念上映会とトークイベントを開催
いたします。ぜひご参加ください。

■作品詳細
http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/semillas.html
★DVD内容★
1.『種子—みんなのもの? それとも企業の所有物?』
  (39分、日本語字幕/日本語吹き替え)
2.『日本の種子はどうなる?—種子法廃止、遺伝子組み換え(GMO)、貿易協定から考えよう』
(30分〔予定〕、PARCオリジナル)

*原題:SEMILLAS, ?bien comun o propiedad corporativa?
*制作:Radio Mundo Real/2017年/スペイン語/39分
    DVD/16:9/片面1層/カラー/日本語字幕・日本語吹替え/
    本編39分+解説編30分(予定)/2018年
*本体価格:3,000円+税(図書館価格:本体15,000円+税)

■予告編映像
https://www.youtube.com/watch?v=Zmz_LV9ROMQ