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NGOより 2016/10/11ツイート
10/28 『農村部にも広がる「生活習慣病」:NGOの役割・企業への期待』
==日本バングラデシュ協会行事のお知らせ(10/28・渋谷)==
『農村部にも広がる「生活習慣病」:NGOの役割・企業への期待』
□講演会:農村部にも広がる「生活習慣病」:NGOの役割・企業への期待
□講演内容
「昔、人は食べるものがなくて死んでいった。今、人は食べて死んでいく」
こんなベンガル語をよく聞くようになりました。
45年前の独立当時、バングラデシュ人々の健康を最も脅かしていたものは、飢
餓、感染症、出産にかかわる死でした。 その後、米の増産、公衆衛生の改善、
母子保健や感染症対策などにおいて著しい成果をあげ、人が生きるための基盤
づくりを順調に進めた国としてバングラデシュは高く評価されています。
他方で、癌、糖尿病、高血圧、慢性呼吸器疾患など、生活習慣や環境汚染に起
因する病気による健康被害が深刻化しています。これを「国が豊かになった証
拠」「経済成長、高齢化、都市化の副産物」と考える方も多いでしょう。 こ
れらの病気が、貧困層、若年層、農村地帯にも広がっている事実は、現地関係
者の間でもあまり知られていません。
一人ひとりのライフスタイルは、国の未来の形を変えるほど重要なテーマ。
バングラデシュの未来をより良いものにする為に、今バングラデシュには何が
必要か?
NGOや国際パートナーが持つべき視点、果たすべき役割は?
企業に向けられた期待は?
など、現地で出会った女性たちの事例を中心にお話ししていきます。
□講演者:石山 民子(いしやまたみこ)日本バングラデシュ協会会員(前理事)
学生時代からバングラデシュの文化や食に関心を持ち、バングラデシュのガイ
ドブックや同人誌の作成に携わる。
2002年より(特活)アジア砒素ネットワークの活動にスタッフ・理事として参
加。社会福祉士。
アジア砒素ネットワーク:1998年より飲料水砒素汚染問題を解決するためにバ
ングラデシュで活動をする宮崎市に本部を置くNGO。 慢性砒素中毒症患者を農
村部で支えた経験を活かし、2012年から非感染性疾患対策に活動の幅を広げて
いる。2016年、第68回保健文化賞、宮崎日日新聞国際交流賞を受賞。
□開催日:10月28日(金)
□時 間:18:00~ 18:30(受付)
講演会:18:30~ 20:00
□会 場:「渋谷区文化総合センター大和田」2階 学習室1
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23番21号
地図 http://www.shibu-cul.jp/
アクセス:渋谷駅から徒歩7~8分程度(東急ホテル・日本経済大学の近く)
バス・大和田シャトル又はハチ公バス(「ハチ公口」で乗車、
次のバス停「文化総合センター大和田」で下車)
□参加費:個人会員・学生会員・法人会員:無料
非会員:一般 1,000円、学生 無料
□参加申込:先着70名様
こちらのフォームにてからお申し込みください。
https://goo.gl/forms/qAdt1LceHkgKKsdH3