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NGOより 2015/05/27ツイート
6/9 考えてみよう!いのちの重み at バングラ・カフェ
非感染性疾患リスク低減事業現場報告&意見交換会
報 告:「バングラデシュ・健康診断から見える村人たちの健康課題」
報告者:榛澤 完(AAN保健医療アドバイザー)
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今日、一人の患者に会いました。
糖尿病で左足に感染症を起こし、足裏から足の甲まで大きな手術を受けた人で、手術と1カ月の入院で約10万tk(約15万円)かかったとのこと。約10カ月分の給料です。手術して終わりではなく、傷から浸出液が出て毎日ガーゼ交換が必要で、その費用もばかにならないようです。
インシュリン2種類、飲み薬数種類の費用もかかります。これだけの治療をしてもよくなる保証はない状況でした。
この国では予防が本当に大切だとこのケースを見て改めて思いました。
日本なら健康保険があり、高額医療の補助もあり、医療レベルも整っていますから悪化しても治療は継続して受けられます。しかし、この国ではお金の切れ目が治療の切れ目ですから・・・。
(現地を訪問した保健師の酒井真祐美さんの記録より)
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(特活)アジア砒素ネットワークが、バングラデシュで飲料水のヒ素汚染の問題に取り組み始めて20年間になります。
2013年からは、慢性ヒ素中毒患者の支援の経験を活かし、バングラデシュで大きな問題になっている非感染性疾患(NCDs)のリスク予防にも外務省の支援を受けて取り組んでいます。
非感染性疾患とは、糖尿病、高血圧、心筋梗塞、脳卒中、慢性呼吸器疾患、癌、慢性ヒ素中毒症など、生活習慣や環境を改善すれば、病気を避けたり、進行を遅らせたりすることができると言われる病気です。
健康保険がない国なので、こうした致命的な病気になって大きな医療費支出を強いられ、貧困に転落する家庭が多いことも問題になっています。
糖尿病や脳卒中がといった病気が、農村部に暮す貧困層の若い世代にまで広がっているのはなぜか、特に女性に影響が大きいのを食い止めるには何かできるか?
事例を通じて現地の状況とプロジェクトが実施してきた対策を共有した後、さらに何ができるか?どういった視点が必要か?
グループディスカッションで皆さんからもお知恵を拝借したいと思います。
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イベントの詳細は以下のとおりです。
■日 時:2015年6月9日(火)18:30〜20:30
■会 費:500円 ※資料、軽食&ドリンク付き
■会 場:アカデミー文京 アトリエ(文京シビックセンターB1F)
〒112-0003
東京都文京区春日1-16-21 文京シビックセンター地下1階
http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1718
■主 催:(特活)アジア砒素ネットワーク
http://www.asia-arsenic.jp/top/
■申 込:こちらからお申し込みください
https://docs.google.com/forms/d/1CWeQy6TOdXCR4QFZJ2LsAaBNcvFwxBfe0dZoKqYMlOE/viewform?c=0&w=1&usp=mail_form_link
皆さまのお申し込みをお待ちしております。
※非感染性疾患リスク低減事業は外務省NGO連携無償資金協力の支援をうけて実施しています。