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特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

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NGOより 2014/10/29

11/15 国際シンポジウム「アジアの拷問をなくすために:フィリピン・台湾・日本から考える」


□■□ 国際シンポジウム開催! ━━━━━━━━━━━━━━

アジアの拷問をなくすために:フィリピン・台湾・日本から考える

■ 日 時:2014年11月15日(土)14:00~17:00
■ 会 場:青山学院大学青山キャンパス
■ 参加費:一般:800円/学生:500円

▽ お申し込み・お問い合わせ
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2014/1115_4839.html

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皆さんは「拷問」と聞いて、どう思われるでしょうか。「そんなの、
昔の話では」「自分には関係のない話だ、日本にはないでしょ」と
思われた方も多いのではないでしょうか。

実はこの「拷問」、現在もまるで疫病のように世界中にまん延して
いるのです。アムネスティの調査によると、世界の112カ国で、現
在も拷問が行われています。

日本も例外ではありません。殴る、蹴るなどの肉体的な苦痛だけで
なく、精神的に重い苦痛を与えるのも、れっきとした「拷問」です。
日本では取調べの際、長期間被疑者を勾留し自白を迫る、という精
神的な拷問が行われています。

こうした拷問は、心や体を踏みにじり、人びとから尊厳を奪い取る
ものであることは言うまでもありません。

このシンポジウムでは、フィリピン、台湾、日本で、拷問被害者を
サポートし、日々、拷問をなくすために奮闘する活動家3名が、今
も実際に行われている拷問の実態を熱く語ります。

▽シンポジウムへのお申し込み・お問い合わせ
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2014/1115_4839.html

シンポジウムに加えて、各ゲストが取り組んでいるテーマに沿った
トークイベントを連日開催します!ぜひ、ご参加ください!

【ゲストの紹介】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

スー・チェン・ホ(蘇建和)さん:台湾の「袴田事件」とも言われ
るえん罪事件の被害者。警察による拷問で、やってもいない罪の自
白を強いられ、死刑判決を言い渡された。台湾は、日本よりも刑事
司法改革が進んでいるが、彼の事件は、改革を促進させたきっかけ
の一つと言われている。

★スー・チェン・ホ(蘇建和)さんが参加する関連イベント
▽台湾の「袴田事件」から学ぶ~日本のえん罪防止に向けた改革~
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2014/1116_4869.html

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オーロラ・パロンさん:自らも拷問の被害者であり、長年、医師・
活動家として問題の解決に取り組んでいる。現在は、フィリピンの
人権救済委員会の一員として、被害者たちの救済のために活動して
いる。

★オーロラ・パロンさんが参加する関連イベント
▽拷問被害者へのメンタルヘルスケア~活動家、医師としてできること~
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2014/1117_4852.html

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伊藤和子さん:女性・子どもの権利、環境・公害訴訟、えん罪事件
など、人権問題に取り組む弁護士。20年にわたって、名張毒ぶどう
酒事件に関わり、死刑囚・奥西勝さんの再審無罪を求めて活動。現
在、ヒューマンライツ・ナウ事務局長として国内外の人権侵害の解
決を求めて活動中。