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NGOより 2014/10/03ツイート
10/13 STAND UP TAKE ACTION 「渋谷パレード2014 一緒に歩こう!貧困・格差のない世界をめざして」
世界では、貧困も飢餓も以前より減少していますが、残念なことに、いまだに5.
8人に1人が極度の貧困状態(1日1.25ドル未満で暮らす)にあり、日本では6人に
1人が貧困層です。
このような状況の中、今後の新しい世界を形作る上で非常に重要な2015年がやっ
てきます。途上国対象の国際開発目標「ミレニアム開発目標(MDGs)」が期限を
迎え、日本を含む先進国も対象となる新しい目標「ポスト2015年開発目標」(ポ
ストMDGsまたはSDGsとも呼ばれる)が決定される年です。私たちの生活が今後ど
のようになるのか、次の世代にどんな社会、環境、地球を残せるのかは、MDGsの
達成度合いとポストMDGsの内容に大きく左右されます。
MDGsに関しては、国連と市民社会の協力により2006年に始まった世界の貧困問題
解決のためのキャンペ-ン「STAND UP TAKE ACTION(スタンド・アップ)」がその
訴えかけを行ってきましたが、それも今年が最後になります。しかし今回の集会
&パレードは「終わり」ではなく、これまでの意志を引き継ぎ、より良い世界を
次の世代に残していくための「始まり」として行うものです。
貧困・格差の問題は、途上国だけでなく日本でも看過できない段階に来ています。
今回は、2015年に決まる先進国も含めた世界の貧困と持続可能な社会に対応する
目標を見据えて、国際協力だけでなく国内のいろいろな問題や懸念も共有して社
会に発信していきたいと思いますので、みなさんぜひご参加ください。パレード
参加者には、MDGsのかわいい缶バッジをプレゼントします。
【イベント概要】
日時:2014年10月13日(月・祝) 14時〜16時30分
場所:国連大学前広場(集会、パレード出発&解散場所)
参加費:無料 予約不要
主催:動く→動かす
【プログラム】
1.音楽&パフォーマンス<14:00〜14:25>
・NGOゴスペル広場
http://www.gospelhiroba.com/html/index.html
・アースデイwithマイケル
http://withmichael.org/
2.スピーチ&スタンド・アップ<14:25〜15:00>
・スピーチ(国連機関、市民団体の方々)
・スタンド・アップ写真撮影
3.パレード<15:00〜16:20>
コース:国連大学前広場→表参道→明治通り→神宮前六丁目(山手線ガードをく
ぐる)→渋谷駅前→宮益坂→国連大学前広場
・コースは約3kmで、70〜80分の予定です。
・貧困/教育/ジェンダー/子ども/保健/環境/平和/人権/その他、あなた
の訴えたいことを胸に、ぜひ参加してください。
◆パレード中に叫ぶメッセージを募集◆
当日のパレードで歩いている間にみんなで叫ぶメッセージを募集します。メガホ
ンを持ったコール担当者に続いてみんなで大きな声で一息で叫ぶため、短く簡潔
なメッセージを下記のフォームから送ってください。参加できる方/できない方、
どちらもお送りいただけます。
http://bit.ly/1qUWr7U
メッセージ例:
貧困・格差はもうゴメンだ/持続可能な社会をつくろう/食べ残しをするな/安
心して子育てができる政策を 等々
◆鳴り物を持参してください◆
メッセージに合わせて、みんなで音を出しましょう。ドラムやギター、もっと手
軽に学校で使っていたようなカスタネット、タンバリン、笛、ホイッスル、また
は鍋をお玉でたたいても構いません。
【お問い合わせ】
動く→動かす
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル3階
特定非営利活動法人アフリカ日本協議会 気付
電話:03-3834-6902 FAX:03-3834-6903
office@ugokuugokasu.jp
http://www.ugokuugokasu.jp
本情報掲載ページ
http://gcapj.blog56.fc2.com/blog-entry-325.html
〔補足〕
《スタンド・アップとは》
国連が2000年に定めた「ミレニアム開発目標(MDGs)」の達成を促進するための
キャンペーンで、2006年から世界中で行われ、2009年には世界で1億7304万5325人
が参加してギネス記録を樹立。昨年日本では3万2600人の人々が参加しました。こ
のキャンペーンが達成を目指してきた「ミレニアム開発目標(MDGs)」が来年期
限を迎えるにあたり、スタンド・アップは今年が最後となります。今年は10月
19日(日)までに撮った写真を10月27日(月)までに登録してください。
http://www.standup2015.jp
《2015年の重要性》
2015年には、世界の貧困削減の中心となってきたMDGsが達成期限を迎え、MDGsを
引き継いで2016年から始まる「ポスト2015年開発目標」(ポストMDGsまたは
SDGsとも呼ばれる)の内容が決定される年でもあります。また、3月には仙台で
「第3回国連防災世界会議」が開かれて防災活動の新しい基本指針が決定されます。
そして、11月にパリで開かれる「国連気候変動枠組条約第21回締約国会議
(COP21)」では、今後の気候変動のゆくえを大きく左右する世界の取り組みが協
議されます。
《貧困の現状》
以前に比べて状況は改善しているものの、依然として世界の5.8人に1人(12億人)
が極度の貧困状態で生活し、8.7人に1人(8億500万人)が飢餓状態で、しかも格
差も開いており、世界人口の1%の富裕層が世界の富の半分を握るという現実があ
ります。また日本では、6人に1人が貧困層となり、貧困家庭で暮らす子どもの割
合も16.3%と過去最悪を記録しています。