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特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

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NGOより 2012/11/02

11/10 JVCパレスチナ事業20周年シンポジウム「国際協力のもうひとつのあり方を考える」


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        JVCパレスチナ事業20周年シンポジウム        
         国際協力のもうひとつのあり方を考える
           ~抵抗する人々に寄り添って~

    11月10日(土)19:00 国立オリンピック記念青少年総合センター
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 いまだ占領が続き、解決の見えない混迷のパレスチナで、国際協力は本当に役
に立ってきたのでしょうか。
 日本国際ボランティアセンター(JVC)のパレスチナ事業は1992年の事業開始
からこれまで、悪化する状況を前に自問自答を繰り返しながら、現地の人々に寄
り添って協働することを最優先に活動を続けてきました。
 この間、93年のオスロ合意で期待が高まった和平への機運は失われました。ガ
ザ地区への度重なる軍事攻撃、西岸地区での分離壁や入植地の問題が、事態を悪
化させ続けています。そんな中で子どもたちの健康や地域の暮らしを守ろうとた
くましく動く現地の人々を、JVCは支えてきました。
 今回の20周年企画では、熊岡路矢元JVC代表理事、中東政治の専門家である臼
杵陽氏、過去のパレスチナ事業担当者を招き、20年間を振り返りながら、人々に
寄り添うという国際協力について意見を交わします。

■出演 
臼杵 陽氏 (日本女子大学教授)
船川 秀夫氏(JVC元パレスチナ駐在員)
熊岡 路矢氏(東京大学大学院客員教授、日本映画大学教授、JVC前代表)
佐藤 真紀氏(日本イラク医療支援ネットワーク<JIM-NET>事務局長、
                      JVC元パレスチナ駐在員)
藤屋 リカ (慶應義塾大学専任講師、JVC海外事業担当)
津高 政志 (JVCパレスチナ事業担当)

■プログラム
はじめに:「パレスチナの20年と、JVCパレスチナ事業の概要」
報告1:熊岡路矢氏×船川秀夫氏「JVCパレスチナ事業の黎明期」
報告2:佐藤真紀氏「ベツレヘム・ハンダラ文化センターの誕生秘話
                  ――オスロ和平プロセスの陰で」
報告3:藤屋リカ
    「医療・栄養支援への移行-第2次インティファーダの惨劇の中で」
報告4:津高政志
    「パレスチナ事業の現在-若きパレスチナ現地調整員たちの葛藤」
報告5:臼杵陽氏のコメント
パネルディスカッション:
    「パレスチナにおける国際協力の役割―JVCの成果と教訓」
(ファシリテータ=藤屋、パネリスト=臼杵氏、熊岡氏、船川氏、佐藤氏、津高)
※当日の報告題目は変更の場合もございますが、あらかじめご了承ください。

【日時】2012年11月10日(土)19:00~21:00
【会場】国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟402
【住所】東京都渋谷区代々木神園町3-1
【アクセス】小田急線参宮橋駅3分、千代田線代々木公園駅4番出口徒歩10分
【地図】http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html

【参加費】1000円(JVC会員・マンスリー募金者 500円)
【主催・申し込み】日本国際ボランティアセンター(JVC)
TEL:03-3834-2388  FAX:03-3835-0519 E-mail:info@ngo-jvc.net
※事前にお申し込みください