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その他の地域2020/07/28

【街の灯トーク#4】ポストコロナに向けて、オンライン市民講座の可能性③


新しい出会いを生み出すオンライン講座

寺西 みなさんにアンケートもとられていますよね。

内田 これが最新の情報です。

 簡単にいくつかの項目を分析したのですが、見ている方の属性、PARCとの関係ですが、一般という方が6割以上、これまでPARCのことは何も知らなかったという方なんです。

寺西 すごいですね。

内田 そうなんです。

寺西 4分の3くらいですね。

内田 もともとPARCを知っている方もいらっしゃいますが、私たちが思っている以上に新しい方にリーチしているということですね。次に年齢。他の団体とは違うかもしれませんが、自由学校は通常は50代、60代の方が圧倒的に多いんです。ただ、オンラインをやると20代以下の方がぐっと増えました。

寺西 なるほど、20代以下がこれだけ参加しているのは新鮮なんですね。

内田 革命的な感じでしたね。20代、30代、40代で3割くらいいっているのは、通常やっている自由学校とは全然違う。 また地域については、圧倒的に東京の方が多いのですが、けっこうまんべんなく全国から参加してくださっています。その他というのは海外からです。アンケートに答えてくれたのは全体の3割くらいなので母数はもっと多いのですが、こんなにたくさん聞いてくださっているというのがわかります。

寺西 寄せられた感想も聞かせていただけますか。

内田 反応は様々で、基本的にはよかった、時間の長さも一時間半でやっていますが、適切だという声が多いです。あと、テーマについても、ほかでは聞けない、時宜にかなっているという声が多いのですが、中には厳しいリスナーの方もいて。

寺西 もともとPARCさんの講座を聞きに来る方には手厳しい方もいらっしゃると思いますが、どんなものがありますか。

内田 私が司会をすることが多いのですが、司会の人が喋りすぎだというコメントもあります。また1回に2人のスピーカーを入れることが多く、だいたい20分ずつ話して終わりになるので、それでは物足りないとか。熱心に質問される方が多いのですが、質問に全部答えきれないうえに、単純な質問じゃなくて経済のシステム全体を議論するような投げかけなどもあって、もやもやして帰る人が多いようです。

寺西 そうか、消化しきれないのですね。

内田 そこをどうするのか、悩みながらやっています。

寺西 なるほど。今回企画するなかで、講師のみなさんとのやりとりから感じたことはありますか。

内田 たとえば韓国の回にお願いした、ソウルにいる私たちの古い仲間である姜乃栄(カン・ネヨン)さん。私たちは韓国で起きていることを深く知りたいのですが、韓国からみると日本の対応が理解できないんですよね、「何やってるの?」という感じ。彼も日本のことをもっと知りたいと思っているし、なんで政府はもっといろいろしないんだと、お互いに情報交換しあうかたちになりました。
 また、アフリカの現状やブラジルについても、メディアは一面的にしか伝えていないので、よく知っている方はそれを共有したいと思っていて、「オンライン企画の話がもちあがって嬉しい」と言ってくれました。私たちも、本当に良かったなと思っています。

寺西 NGOや講師の方との連携があってこそですね。

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