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ayusより 2022/06/10

「東アジア大学生ピースフォーラム2022」第1回オープンセミナー


「父はなぜ、ルーツを隠したのか?家族の軌跡を巡る旅から見えてきたこと」

「東アジア大学生ピースフォーラム」は、東アジアの平和な未来を共に考え、築いていく若者たちの出会いと交流の場です。 国交のない日・朝の学生が実際に出会い、意見を交わす希少な交流を2012年からスタートし、日韓の学生、在日コリアンと日本の学生とも学びを重ねてきました。 現在は、ピョンヤンをはじめ、海外の学生との交流は難しい状況となっていますが、このコロナ禍が終息し、対面での交流が再開した時に、 隣国の大学生たちと意義のある交流ができるよう、連続学習会やフィールドワークを実施しながら、歴史や社会の問題についての学びを深め、東アジアの平和な未来をともにつくりたいと願う仲間をつないでいきたいと思っています。

第一回のオープンセミナーでは、認定NPO法人Dialogue for People副代表/フォトジャーナリストの安田菜津紀さんをゲストにお招きします。
ご自身のルーツを探る旅を続けてきた安田さん。お父さんのお話をうかがいながら、日本に暮らす私たちと最も近い隣国との接点をまずは知り、 考える機会にしたいと思います。
日本と朝鮮半島には安全保障上の問題や市民感情の悪化を抱えており、そして、長引くコロナ禍による社会の閉塞感は、マイノリティへの差別や暴力に拍車をかけています。 隣国間での緊張が武力行使に及んだウクライナ情勢は多くの市民が犠牲になっており、未だに冷戦構造の残る東アジアに暮らす私たちにとっても他人事ではありません。足元の「平和」は、私たちの努力なしには続かないのです。
自分が暮らす地域の平和をつくるのは自分自身です。平和づくりの「当事者」になるために何をすべきか、多様性のある社会をどうつくるか、一緒に考えていきませんか。
※「東アジア大学生ピースフォーラム」は学生世代向けプログラムですが、オープンセミナーには、ご関心のある方はどなたでもご参加いただけます。


【日時】7月17日(日)13:00~14:30(12:30開場)

【会場】JICA地球ひろば 6階セミナールーム600

〒162-8433 東京都新宿区市谷本村町10-5(JICA市ヶ谷ビル内)
※最寄り駅は、市ヶ谷駅です。(麹町のJICA本部ではありません)

【定員】50名(先着順)

【参加費】一般1,000円・学生500円

【お申込み】下記フォームよりお申込みください。
https://bit.ly/3lMSFUG


【登壇者ご紹介】安田菜津紀さん

1987年神奈川県生まれ。認定NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)フォトジャーナリスト。同団体の副代表。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『写真で伝える仕事 ー世界の子どもたちと向き合ってー』(日本写真企画)他。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。

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●主催・連絡先

・KOREAこどもキャンペーン
1995年に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で起きた自然災害の緊急支援のために国際協力NGOを中心に結成したネットワークです。北朝鮮の子どもたちへの食料支援などに取りくんできました。2001年からは東アジアの平和構築に市民としての立場から寄与するために、韓国、北朝鮮のパートナーと協力して、日本と朝鮮半島に住む子どもたちを絵とメッセージでつなぐ「南北コリアと日本のともだち展」を開催してきました。
現在、アーユス仏教国際協力ネットワーク日本国際ボランティアセンターの2団体で構成され、日本国際ボランティアセンター(コリア事業)が事務局を担っています。

【連絡先】
KOREAこどもキャンペーン事務局(宮西)
110-0005東京都台東区上野5-22-1東鈴ビル4F(JVC内) / TEL 03-3834-2388 / e-mail rccj.sec@gmail.com