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特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

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NGOより 2013/10/21

11/7 岩崎駿介出版記念講演会「福島原発事故を乗り越え、今をどうとらえ、今後をどう生きるか」


NGOの草創期に日本国際ボランティアセンターの代表を務め、90年代には市民フォーラ
ム2001の事務局長としてリオ地球サミット前後の日本の市民活動に地球環境問題の新た
な地平を開いた岩崎駿介さんが、新著「一語一絵 地球を行きる」を出版しました。こ
れを記念して出版記念講演会を開催します。

今、地球上の富めるものと貧しきものとの対立は厳しさを増しています。それは「今の
資本主義体制という、基本的には競争原理を踏まえて、『大きくなることによってより
利潤を得ていく』というシステム」が歯止めなく増殖しているからだと、岩崎さんは言
います。「この本は、いま日本人としての利益と地球人としての利益のちょうど境目に
いて、価値の判断に迷う多くの日本人が、もっと地球人としての自分を自覚することに
よって、希望のある未来を発見できるのではないかという思いから執筆したのである。」
茨城県石岡市旧八郷の地で自給自足基地の建設に励む傍ら思索でつかんだ渾身のメッセー
ジを、講演会で市民社会の仲間たちに問いかけます。

みなさま奮って、ご参加ください。
                              呼びかけ人一同

【日 時】11月7日(木) 
     講演会:18時15分~20時30分
     懇親会:20時45分~22時(館内カフェテリアにて 会費3000円)
【会 場】JICA地球広場国際会議場(市ヶ谷)
               〒162-8433 東京都新宿区市谷本村町10-5
               http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
【最寄駅】JR中央線・総武線 「市ヶ谷」 徒歩10分
               東京メトロ有楽町線・都営地下鉄新宿線 「市ヶ谷」A1番/4番出口 徒歩10分
【定 員】100名
【参加費】講演会500円、懇親会3000円
【予 約】下記ウェブサイトより予約してください。
     http://ngo-jvc.info/GzLXvq
【問い合せ】JVC 広瀬、谷山 info@ngo-jvc.net

呼びかけ人:
石山民子(アジア砒素ネットワーク理事)、大橋正明(JAINIC理事長)、川上園
子(アムネスティ日本 活動マネージャー)、清水俊弘(JVC理事)、田坂興亜
(元アジア学院校長)、谷山博史(JVC代表理事)、筒井哲朗(シャプラニール
事務局長)、野口朝夫(ラオスのこども理事・事務局長)、野平晋作(ピースボー
ト共同代表)、本田徹(シェア=国際保健協力市民の会代表)、峯村里香(幼い難民
を考える会事務局長)、山口誠史(JANIC事務局長)、湯本浩之(開発教育協会副
代表理事)

岩崎駿介(いわさき しゅんすけ)プロフィール:
昭和12年(1937年)東京生まれ。東京芸術大学建築科卒業。アフリカ・ガー
ナ共和国の国立科学技術大学で建築学の教鞭をとった後、ハーバード大学大学院
で都市デザインについて学ぶ。帰国後、故飛鳥田一雄横浜市長の考えに共鳴して、
横浜市企画調整局・都市デザインチームの初代チームリーダー、その後、国連
(UNーESCAP)のスラム課長を経て、1982年から1998年まで筑波
大学で教鞭をとる。これらの仕事とは別に、1981年から1998年までの1
8年間、国際協力NGO「日本国際ボランティアセンター(JVC)」の代表や
環境政策提言NPO「市民フォーラム2001」事務局長として、世界の難民・
飢餓・紛争・環境破壊問題の解決に取り組む。1998年から2000年までの
3年間は、衆参両議院選挙に挑戦するも落選。2001年から現在までは、茨城
県石岡市旧八郷にて自給自足基地の建設に努力。著書に今年7月に発行された著
書『一語一絵…地球を生きる(上下巻)』(明石書店)があり、大きな反響を呼
んでいる。当日、会場にて割引販売:上下巻とも各1800円。