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特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク

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ニュース

2012/04/26

4/19-20 アーユス春合宿を行いました


2012年4月19日から20日にかけて、名古屋市昭和区にある櫻誓願寺で毎年恒例のアーユス春合宿が行われました。関係者も含めて31名が参加し、「震災支援と脱原発・新エネルギーのあり方を考える」をテーマに議論し、交流を深めました。

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初日は開発教育協会(DEAR)の八木さんをファシリテーターに、まずはDEARが作成中の教材「もっと話そう!原発とエネルギーのこと」を使ったワークショップを実施。父親が東電職員で、新聞紙上で原発の危険性を指摘した論説委員を無責任との心境を述べた「ゆうだい君の手紙」を読んで、自分の気持ちを書いて話合うワークを行いました。小学生ながら自分の意見を素直に表明したことへの驚嘆の声が聞かれた一方、この手紙を掲載したマスコミの意図を見誤らないようにするべきだとの指摘もあって、さまざまな意見が飛び交い合いました。

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引き続きエネルギーについて考えるきっかけとして、「地球の食卓」という教材に収録された、様々な国の一般的な家庭一週間分の食材の写真を見比べながら、エネルギーをより多く使っている順番に並べるワークなどを行い、20年後の理想的な暮らしについて意見を出し合いました。加工品のパッケージを見ながら、どの国の家庭か当ててみたり、食材に比べて異様にお酒が多いところに驚いたりと、ワークの意図とは違う部分まで興味深く眺めている光景が楽しそうでした。日本の家庭は予想通りカップ麺など加工品ばかりでしたが、いかに私たちの生活がエネルギーを大量に消費しているかを改めて思い知らされました。

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2日目は、東日本大震災の被災地で活動するNGOや仏教者からの報告を聞き、これまでの活動から見えてきた被災地の現状と課題、今後の活動の方向性などについて理解を深めました。日本国際ボランティアセンター(JVC)、幼い難民を考える会(CYR)、シェア=国際保健協力市民の会、レスキューストックヤード、アーユス関西の5団体から発表していただきましたが、どの団体も地元の人たちとのコミュニケーションを大事にしながら信頼関係の構築に努めている点や、住民が主体となった復興になるように関係機関と調整していることなどが挙げられていました。

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今回は震災支援のみならず、脱原発や新エネルギーにまで踏み込んだ内容の合宿となりましたが、どの参加者も自分なりの問題意識を持って参加されていたように感じられ、グループのディスカッションでも活発な議論が行われていました。また、会場となった櫻誓願寺は静かで快適な環境であったため、誰もが有意義に意見交換し、交流を楽しんでいた様子が感じられました。来年も4月中旬に合宿が開催される予定です。

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