国際協力の寺
国際協力の寺2015/01/13ツイート
「ある精肉店のはなし」上映会&トーク@経王寺
ずいぶん日が経ってしまってからの報告で恐縮ですが、「食卓から考えるいのち」という取り組みの第1弾として11月9日(日)、東京都新宿区の経王寺さんで「ある精肉店のはなし」の上映会とトークを行いました。
映画の内容はご存じの方も多いと思いますが、大阪で精肉店を営む一家の暮らしを描いたドキュメンタリーです。屠畜や精肉の様子、生きものに対するまなざし、家族のつながり、差別の歴史、地域の文化などがあたたかく映し出されており、「観てよかった」と素直に思える傑作です。いのちと真剣に向き合ってきた人たちから放射される慈愛のようなものを感じました。
上映後には、纐纈あや監督と経王寺の互井観章職(実は畜産学科卒)との対談が行われ、撮影の裏話や監督の思いなどを伺いました。特に屠畜の現場でのにおいや温度などについてのお話は、映画だけでは分からないところなので、監督をお呼びした甲斐がありました(ちなみに纐纈監督、びっくりするぐらいの善人でした)。
さて、この映画の上映会、機材と場所があれば、30名までなら3万円程度で開催できるのです。皆さまも検討してみてはいかがでしょうか?詳しくは映画のウェブページをご確認ください(http://www.seinikuten-eiga.com)。ポスターやチラシ、監督の講演会などは別料金になりますので、ご注意を。
なお、アーユスは国際協力の団体ですが、おおもとである「いのち」についても皆さんと一緒に考え、よりよい「いのちのめぐらせかた」を実践していきたいと思っています。気になるテーマなどございましたらお知らせ下さい。また、一緒に考え、実践してくださる会員も募集中です。
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