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お天気にも恵まれた4月13日（木）、谷中の天王寺さんを会場に全日本仏教婦人連盟の文化講座が開催されました。新緑の気持ちのよい季節、谷中を訪れる海外からの観光客も多く、お寺もお参りの方が次々に訪れてにぎわっていました。

この日は、事務局長の枝木が「取り残される女性たち──SDGsや紛争地での活動を通じて見えるジェンダーの課題」のタイトルで講演しました。

SDGsの17の目標のなかでも、特に注目しているもの、気がかりなこととして、「気候変動への対策」「ジェンダー平等」の二点をとりあげ、この間、アーユスがパートナー団体とともに学んできたことを参加者の皆さんと共有しました。

この間、コロナウィルス感染症の世界的な流行に加えてウクライナ危機が起こり、食料がひっ迫したり、エネルギーの確保が更に困難になったり、更に厳しい立場に追い込まれた人たちはどんどん増えています。パンデミックによって人びとの関心が外に向きづらい時期でもあったなか、アフガニスタンやミャンマーのお話、特に女性の声が届きにくくなってきている現状を交えてお伝えしました。どうしても重たい話にならざるをえないなか、30人ほどの参加者のみなさんは、熱心に耳を傾けてくださいました。

当日集まってくださった皆さまとは、具体的に何ができるのか、身近なところからできることをもっとお話しできれば、私たちも良いアイデアを得られたような気がしました。また機会があれば、暮らしのなかからできることを一緒に考える時間を持てたらうれしく思います。

なお、会場の一角では、アーユスが応援するNGOのフェアトレード商品やアーユスグッズもご紹介。ほんとうに久しぶりの対面イベントで、グッズの購入だけでなく募金まで頂戴し、直接お話しできる機会のありがたさを改めて感じる時間でもありました。(〒)

＊全日本仏教婦人連盟さんのFacebookでもご紹介いただきました。
https://www.facebook.com/ajbwf/