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　松戸の天真寺で開かれた「みんなの楽市」に出店してきました。開始前からイベントの運営者や様々な出店者、開始を待ちきれない親子連れなどで境内はてんやわんや。みんなで作っていくイベントという感じがしていい雰囲気でした。

　 開始の合図がないまま（もしかしたら聞こえなかっただけかも）いつの間にかスタート！アーユスのブースでは、福島県伊達市月舘から送っていただいた新鮮な野菜をメインに、いわき市のスカイストアさんから受託したあだたら豆やクッキー、魚の加工品などを販売しました。他のブースでは、天然酵母パンやピタサンドを販売したり、手作りアクセサリーや布製品などいろんな商品が並んでいました。他にも地元のシンガーによるミニライブや尺八の演奏、松戸観光大使からの観光話などいろんな催しが次から次へと行われました。

　このイベントで一番良かったのは子どもたち対象のプログラムが充実していた こと。お父さんお母さんと一緒にジャガイモ掘りを体験したり、手に絵の具を付けて思い思いの絵を描く催しがあったりと、子どもたちが思う存分楽しんでいました。そして最後はお経と雅楽法要。演奏に合わせてお経を読んでいく姿はとても新鮮に感じました。

　本当に地域に愛されているイベントで、「お寺は昔カフェだった」というコンセプトのもと、地域の人たちが集い、大いに語り合い、楽しみながら交流し合う光景は、まさにこれからのお寺のあるべき姿のように感じました。はじめてこのイベントに来たという人が、「お寺ってこんなに楽しい場所だったんだ」とつぶやいていたのが印象に残りました。こういうお寺がもっともっと増えて欲しいなと思います。

天真寺日記（ブログ）http://blog.goo.ne.jp/tenshinji