スタッフ雑記帳
スタッフ雑記帳2026/03/16ツイート
2025年度アーユス賞授賞式を開催!

新春恒例の「アーユス賞授賞式」、今年は3月11日の開催となりました。
この日は、東日本大震災が起きた日からちょうど15年目の日でもありました。理事長の松本智量による黙祷により、様々な場所で様々な理由で亡くなった命に向けて心を馳せることから始めました。
第一部の授賞式では、受賞者の皆さんからのスピーチ、そして、受賞を祝うメッセージの紹介がありました。
特別功労賞の今村公保さん(日本山妙法寺上総道場)は、ご家族の事情で急遽ご来場がかなわなかったものの、在家からお坊さんになられた経緯、そして、アーユスに出会ったときにアーユスの活動趣旨こそが宗教の特性を担保するものだと感じて長年関わってきたとのメッセージを託してくれました(日本山妙法寺の江上彰さんが代読されました)。
新人賞は4名が受賞されました。池田織枝さん(JEN)や大橋怜史さん(日本国際ボランティアセンター)からは、NGOは紛争や戦争のない平和な世界を長年目指してきたのに世界が真逆に進んでいると感じるもどかしさややるせなさを吐露しつつも、受賞を新たなスタートラインとして頑張りたいという決意の表明がありました。また、大阪市生野区で多言語相談窓口を立ち上げた水原修平さん(IKUNO・多文化ふらっと)は、自分の携わっている事業は一人では進められず、多くの個人・組織の協力なしにはできないと話されました。広報に従事されてきた下鳥舞佳さん(シャプラニール)は、国際協力の魅力を伝えることに挑戦し、それでも想像以上に共感の輪が広がる瞬間にも出会うことができたと話し、世界では分断が強まっているが、異文化と出会うことで生まれるポジティブな側面を魅せていきたいと語りました。
今回も、クラウドファンディングにご協力いただいた皆さまからのご寄付によって新人賞の授与が可能になりましたが、寄付者の皆さんに「応援してよかった」と思っていただける、すばらしい受賞者の皆さんとなり、主催者としても嬉しい気持ちになりました。
大賞の澤田貴志さんは近年、自分が長年関わってきたNPO活動に行き詰まりを感じていることから、当初は賞を受ける気持ちにはなれなかった、新人賞を受けた方々が主役だと思うと正直に話されたうえで、しかし、以前(2000年代)にはできて今できなくなっていることは何なのかを伝える責務があると感じて授賞式に臨んだ、とスピーチされました。その具体的なお話が、第二部の記念講演でした。
第二部の講演タイトルは、「外国人の健康から見えてくる人権と平和」。
こちらの報告は改めてお送りします。まさに今、多くの人に聞いてもらいたいお話でした。

ほんとうにたくさんの方の力をいただいて実施できた「アーユス賞授賞式」。
あらためて感謝申し上げます。
3月19日(木)の夜には、新人賞の皆さんにさらにお話をうかがうオンラインでのトークを予定しています。ぜひ、ご参加下さい!





