30周年記念募金
ミャンマーでは、2月1日の国軍によるクーデター以来、市民による民主的政治体制の復活を求める抵抗運動が続いています。しかし、ミャンマー国軍は暴力によって市民を支配しようとし、2ヶ月間で既に500人以上の犠牲者が出ています。
アーユスは、2011年の民政移管までは、民主化運動に携わった僧侶たちと連帯し、特に2007年のサフラン革命のときは、ビルマ大使館への申し入れや街頭行動をおこないました。また、海外からの開発援助が急激に進んだ民政移管後は、その負の影響が住民に及ばないように支援国や企業への提言活動に協力してきました。
民主的な政治体制の復活を求める市民による不服従運動(CDM)は、あくまでも非暴力の形で行われています。公務員などによる仕事のボイコットも含まれています。これらを支える動きは世界各地で見られますが、アーユスと関係の深いNGOも、様々な形でミャンマー市民を支え、これ以上の犠牲者を出さないための活動を始めました。
平和と人権をテーマに活動するアーユスは時局対応募金を募り、以下の活動に協力します。状況が長期化することを想定し、活動者からの情報収集を続けつつ、特に光の当たらない課題や人々に焦点をあてながら、状況に応じて支援をおこないたいと考えます。
協力先
■日本ビルマ救援センター
国軍の暴力行為によって負傷した人びとを救うために、現地のパートナー団体を通じて医療活動を行う医療従事者に必要な物資を届けます。
日本の公的資金がミャンマー国軍を利さないように、調査と情報発信、提言活動を多言語で行います。
<3月以降の活動例>
3/4提出【共同要請書】日本の対ミャンマー公的資金における国軍ビジネスとの関連を早急に調査し、クーデターを起こした国軍の資金源を断つよう求めます
4/1提出【共同要請書】 ミャンマー国軍を利する日本政府の経済協力事業を直ちに停止するよう求めます
■International Network of Engaged Buddhists(INEB)
タイのバンコクに本部を置き、世界各地の団体や個人が参加している社会に関わる仏教者のネットワークです。ミャンマーで教育事業や開発事業に取り組む団体とも連携しています。不服従運動を行っている人たちの安全が守られるよう側面的支援をすると同時に、食料と医療を送っています。また、ミャンマーとタイにおいて、非暴力や民主主義に関する啓発活動を、学生、移住労働者、市民活動家、ジャーナリストなど幅広く対象に行っています。
口座情報
郵便振替 | 銀行振込 |
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口座番号 00190-0-293431 | 三菱UFJ銀行/深川支店 (普通) 0416420 |
口座名 アーユス | 口座名 トクテイヒエイリカツドウホウジン アーユスブッキョウコクサイキョウリョクネットワーク |