アーユス賞
第7回アーユス賞受賞者(2020年度)
アーユスNGO大賞(茂田賞)
上村英明(うえむら・ひであき)さん
恵泉女学園大学教授、市民外交センター共同代表
1956年熊本市生まれ。1979年慶應義塾大学法学部卒業。1981年早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。2002年から恵泉女学園大学助教授を経て、2007年より同大学教授として現在に至る。1982年に人権NGO「市民外交センター」を設立し、長く代表を務める(現在は共同代表)。市民外交センターでは、先住民族の人権問題に取り組み、この関連で国連改革や生物多様性などの環境保全、核問題など平和への取り組みを実践するとともに、グローバルな市民の連帯に携わってきた。また、ソーシャル・ジャスティス基金の運営委員長として、市民による民主主義実現のための政策や制度づくりを支援している。アーユス設立時からの専門委員としても活躍中。
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アーユスNGO新人賞
末永明日香(すえなが・あすか)さん。
特定非営利活動法人シェア=国際保健協力市民の会
支援者サービス担当
幼少期を被爆地広島で過ごし、国際協力に興味を持つ。大学在学中、シェアのカンボジア事務所で半年間インターンを経験し、スタッフが現地の人々に寄り添いながら活動する姿に感銘を受ける。民間企業・青年海外協力隊を経験したのち、2016年にカンボジア事業担当としてシェアに入職。一貫して「いのちを守る人を育てる」ことを心掛け業務に取り組んだ。産休・育休を経て、支援者サービス担当として2020年に復帰。
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田浦久美子(たうら・くみこ)さん。
特定非営利活動法人パレスチナ子どものキャンペーン
海外事業担当
幼少期より国際協力に従事することを志す。大学・大学院では開発学や人類学を学び、フィリピンでムスリム女性の妊娠や出産を研究。民間企業や政府機関での勤務を経て、2016年にパレスチナ子どものキャンペーンへ入職。レバノンやシリアのパレスチナ難民・シリア難民の支援活動を担当。厳しい生活を余儀なくされながらも、故郷に帰れる日を想い日々を生きていこうとする現地の人々に勇気づけられながら、現地と日本とをつなぐことに従事。
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アーユス特別功労賞
伊藤信道(いとう・のぶみち)さん。
浄土宗西山禅林寺派 宝泉寺住職
1955年生まれ。前アーユス理事。名古屋NGOセンター創設に関わる。東海豪雨では「負けせんぞ!にしび」で半年間の炊き出しを行う。宗教原理主義には抵抗をし続けている。教理ではなくて、あなたが大事なんだと考えている。両親や妻の介護に追われる中で、フラフラ迷いながら生きるしかない一介の人間です。。
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